THE 八犬伝 ~新章~のあらすじ/作品解説

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アニメレビュー数 2,474件

THE 八犬伝 ~新章~

4.004.00
映像
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ストーリー
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キャラクター
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THE 八犬伝 ~新章~のあらすじ・作品解説

THE八犬伝~新章~は、1993年から1995年にかけて発売された、岡本有樹郎監督でAIC制作のOVA作品である。1990年から1991年にかけて発売された安濃高志監督でAIC制作のOVA作品「THE八犬伝」の続編であり、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)が書いた大長編読本「南総里見八犬伝」を原作としている。 南総里見八犬伝は室町時代後期が舞台で、安房国里見家の姫「伏姫」と、共通して「犬」の名字と仁義八行の玉を持ちそれぞれ里見家の下に集結した8人「八犬士」を主人公としており、主に発端である伏姫と八房の因縁、各地に生まれた八犬士達が集うまでの犬士列伝、里見家に仕えた八犬士達が関東管領公方連合軍との戦いの3部に分かれるストーリーであり、THE八犬伝もこれらを元に構成されている。 この作品には個性的なアニメーターが集結しており、後のアニメ業界に多大な影響を与えたとされ、特に新章の4話は「神の作品」と評価されるなど話題になった。

THE 八犬伝 ~新章~の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
映像
3.003.00
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.003.00
声優
5.005.00
音楽
5.005.00

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THE 八犬伝 ~新章~の感想

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これでも原作の全てを描けていない

八犬士が全員集合八犬士が全て揃ったのが、全7巻で構成されたOVAシリーズの第4巻辺りです。前作シリーズは全6巻で構成されていますので、計13巻(=7+6)構成の第10巻(=4+6)で八犬士が全員揃ったかたちになっているのです。全員揃うまでのプロセスがとても長く引っ張り過ぎているように感じられました。本来は、八犬士全員が揃って、はじめて物語の本筋が始まるのではないでしょうか。しかし、一人一人のエピソードや、出会った時のエピソードを描きすぎて、終盤がだいぶ飛び足の展開になったように思えます。前シリーズで、八犬士が全員揃うところまで描ききるべきだったように思います。随分、ムダな場面が多かったように感じられます。逆に考えれば、それだけ原作に沿って、忠実に描いた、とも受け取ることができます。果たして、観た方の多くは、どちらの印象に傾くのでしょうか。私自身は、原作から省いて良かった場面はあったのだ...この感想を読む

4.04.0
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