メトロポリスのあらすじ/作品解説

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メトロポリス

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メトロポリスのあらすじ・作品解説

メトロポリスは、2001年に公開されたアニメ映画で、原作は手塚治虫の同名漫画。監督はりんたろう、脚本は大友克洋、総制作費は10億円の大作。本作はアメリカでも劇場公開され、高い評価を得ている。 原作は1949年に発表され、ストーリーは映画と共通する部分もあるものの、相違している点が多々ある。 物語はケンイチ少年とその叔父の私立探偵、ヒゲオヤジがメトロポリスへ到着するところから始まる。ヒゲオヤジは人造人間製造の罪で指名手配されているロートン博士を逮捕するためにこの街を訪れていた。街ではロボットと人間の対立が深まり、政治も不安定で混沌とした状況を呈している。ケンイチたちはロボット刑事の助けにより、ロートン博士の隠れ家と思しき都市の地下部へと潜入する。そこで二人は博士の研究所を発見するのだが、原因不明の出火により研究所は炎に包まれてしまう。ケンイチはそこで同世代と思われる少女ティナに出会い、研究所から助けだす。一見すると普通の少女に見えるティナだったが、実は大都心の運命を左右する秘密を抱えていた。

メトロポリスの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
映像
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
声優
5.005.00
音楽
5.005.00

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メトロポリスの感想

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人間なのか!?ロボットなのか!?

手塚治虫ワールド全開!近未来を描いていながら、遠い未来を感じさせる手塚治虫の世界観は、「火の鳥」などに通ずるものを感じさせます。また、作品そのものにしっかりとしたメッセージ性を込めるのも手塚治虫らしいアニメ作品だと思います。画風にクセがあり、絶対に崩そうとしない描写に強いポリシーを感じます。何も知らなくても、一目瞭然で手塚治虫の作品だと分かることは凄いことだと思います。こういった部分は、今の漫画家にはない風潮なので、素晴らしいことではないでしょうか。藤子不二雄や赤塚不二夫にも同じことがいえますので、先代の漫画・アニメブームを支えた偉人たちは凄いと、改めて思うことです。一般的に「メトロポリス」という言葉を直訳すると、国における文化・経済の中枢を担う大都市を指すそうです。このアニメ作品における「メトロポリス」とは、世界そのものの中枢を担おうとする野望の物語だと思います。従って、舞台となる場...この感想を読む

5.05.0
  • つくもつくも
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  • 2159文字
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