売れないとか駄作とか、だから死ぬとか、人が面白いと思った小説に、作者の分際で何ケチつけてんのよ。
鮎喰響
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
一読者としてパニックを起こした実は本作のタイトルを見た瞬間、どうにも浮ついた「収まりのないタイトル」と感じ、期待をしていなかったことを覚えている。しかし、単行本の1巻を読み終えたとき、「一体全体、このマンガのどこが面白かったんだ!?」とパニックを起こしてしまった。「こんなマンガのどこが面白いんだ?」という否定的な意味ではなく、ものすごく面白いと感じたのに、なにが面白かったか端的に言い表せなかったからである。その後、2巻以降を読み再び1巻に戻り、また続きを読み見始めた。これは、物語の続きが気になるということも理由だが、もしかすると言い表せなかった「面白さ」を理解したいために読み返していたのではないかと思う。本作の読者においては、こういった体験をした人も多いのではないだろうか。 天才をウォッチするマンガありきたりではあるが、本作は、天才文学少女をウォッチするマンガであると結論付ける。世間をあっ...この感想を読む
画力は要課題だが、伸びしろは充分読者諸氏は、漫画を読むにあたり画力をどれだけ気にするだろうか。読み方の問題と言われてしまえばそのとおりなのだが、筆者は極端に画力の低い漫画を読むのはちょっと苦痛であったりする。絵の好み云々の問題ではなく、例えばひどくデッサンが崩れていたり、どれも同じ多さのコマ割りだったりを見ると、ものすごく気になってしまい読み進めることが出来ないのだ。冒頭からディスってしまって申し訳ないが、今回取り上げる『響』もまさに読むのが苦痛になってしまうほどのレベルの画力である。この作品を読んだ多くの人は、作者の画力の未熟さにまず気を取られてしまうだろう。身体の描き方、表情が素人レベルで、一つの漫画作品として高い評価を得るのは難しいかもしれない。しかしながら、『響』は昨今、一部の書店員などによってプッシュを受けている。では、この作品の一体何が一部の人の心を掴んだのか、考察していこ...この感想を読む
よみがな:あくいひびき 年齢(作品時):15才 身長:154cm(2年生時) 体重:42kg(2年生時) 性別:女 国籍:日本 所属:北瀬戸高校文芸部 家族構成:公務員の父親と専業主婦の母親、県外の大学に進学している兄 性格:歯に衣着せぬ物言いや冗談の通じない性格、自分の考えたことを思いとどまることなく実行する行動から...
よみがな:しおざきたかや 身長:185cm 性別:男性 国籍:日本 所属:北瀬戸高校 特徴:大柄な体格をした強面の不良 価値観:男気がある 特技:喧嘩が強い 物語上での目的:建築の勉強をするという目的で大学進学を希望している 言動:言動は粗暴だが人の心情の機微に聡く、後輩たちの面倒見は良い
よみがな:そぶえりか 性別:女性 国籍:日本 所属:北瀬戸高校 特徴:フィンランド人とのハーフ 価値観:気持ちを表には出さずに、自分を殺して場の雰囲気を壊さぬよう振る舞う 父親:本を代表する小説家、祖父江秋人 外見:金髪で小麦色の肌 部活:文芸部 内面:非常に理知的で他人の思惑や空気を読むことに長ける
鮎喰響
芥川賞を取れなかった、小説家の山本が、踏切で自殺を図ろうとした時に、主人公の響が言った言葉
鮎喰響
文芸部の花代子が勝手に投稿した、響の小説のアニメ化を中止するよう、テレビ局に直談判する場面での名言
塩崎隆也
響とケンカして文芸部に行きづらいと感じているヤンキーの西嶋に対して伝えた、先輩ヤンキー塩崎の名言。