蒼き流星SPTレイズナーの評価
蒼き流星SPTレイズナーについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
蒼き流星SPTレイズナーの感想
高橋作品唯一ともいえる落ち着いて見れる王道作品
ヒーローものの要素てんこ盛り1985年放送の本作、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」を代表とする第2次アニメブームと呼ばれた時期が終わろうとしている頃の作品だ。マジンガーZなどのスーパーロボットからガンダムなどのリアルロボットアニメに主流が移行し、それらもそろそろ語りつくされたかな、という時期。本作は正直なところ「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」でリアルさを追求しつくした高橋良輔が作ったにしては設定の目新しさはほとんどない。主人公が主役メカの開発者の息子であることはスーパーロボットものの王道だし、異星人との混血が主役級の位置を占めるのも「伝説巨人イデオン」で経験済みだ。むしろ新しい設定なんてもうないだろうと居直っている気配すらある。しかし過去何度も使われているネタというのはそれが有効だから、という裏付けでもある。何と言っても地味すぎるダグラム、ハードすぎるボトムズに比べて本...この感想を読む