極黒の翼バルキサスのあらすじ・作品解説
極黒の翼バルキサスはうるし原智志原作、よしもときんじ監督によるOVAで、アニメーション制作はAICである。1989年7月25日に全1巻がVHSとしてリリースされた。LDは同年の10月25日に、DVDは2002年3月22日に発売された。 主人公の戦士レムリアが両親の仇であるガーディンに敗れて囚われてしまうが、そこで仙導師から勇者の首飾りを渡され立ち上がるというヒロイック・ファンタジーである。 「月刊コミックNORA」には原作者のうるし原智志によるコミカライズ「レジェンド・オブ・レムネア」が連載された。出番が少なかったキャラクターの活躍が増やされているなど、アニメとは異なる部分もある。単行本は1991年9月7日から1992年2月6日にかけて全3巻が刊行された。なお、当初は10巻分の内容になるという構想も存在していた。1999年12月17日から2000年2月1日にかけては、全2巻の愛蔵版が刊行された。
極黒の翼バルキサスの評価
極黒の翼バルキサスの感想
とてつもなく丁寧に制作されている!
作画の美しさまず驚かされるのは、作画の美しさなのではないでしょうか。しかし、それは、そう感じて当然ですし、それだけの手間をかけられて制作されているようです。「Wikipedia」の記載事項によると、制作に3年もの月日をかけられているようです。確か、宮崎アニメの「ハウルの動く城」でも4年弱の制作期間だったはずです。確かに3年と4年では月日の長さが違いますが、それぞれの本編時間に注目するべきではないでしょうか。当作品の本編時間は、45分ほどです。それと比較して、宮崎アニメ「ハウルの動く城」は2倍ほどの本編時間と考えられます。制作時間が長いことで知られる宮崎アニメの更に上をいく制作時間がかけらている作品といえるのです。また、劇場版アニメとして制作される宮崎アニメに対して、OVA作品で発売されることを前提として制作されたものです。商売として捉えたとき、明らかに売上や利益は劇場版アニメに軍配が上...この感想を読む