涼宮ハルヒの消失のあらすじ・作品解説
涼宮ハルヒの消失は、2010年2月6日に公開された、京都アニメーション制作、石原立也総監督、武本康弘監督、谷山流の原作によるSF・学園系アニメーション映画である。谷山流原作のライトノベルが原作で、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の最終回からその後の展開を描いた作品になっている。公開1週目で動員数14万人を突破、興行収入は8億円となり深夜帯アニメの劇場版の中では最大興行収入を記録した。 この作品は涼宮ハルヒの憂鬱の世界線の延長のストーリーとして制作されている、物語の軸は長門有希(CV:茅原実里)となっており、いつも本を読んでいる謎の少女だった長門有希だが、メガネをかけている普通の少女になっていたりと今までいた世界とはまったく別に世界へきてしまい、涼宮ハルヒや朝比奈みくるなどがいるSOS団のメンバーもそれ以前の記憶がなく、主人公であるキョンを知らない状況にいた、その中で物語は展開していく。 2010年には第4回 文化庁メディア芸術祭審査推薦作品アニメーション部門/長編に選ばれた。
涼宮ハルヒの消失の評価
涼宮ハルヒの消失の感想
初めての「消失」
せっかくの人気をエンドレスエイトの一件で自ら地に叩き落としてしまった感のある、ハルヒシリーズであるが本作においては非の打ちどころがない。「涼宮ハルヒの消失」は原作においても、シリーズ中1、2を争うほどの名エピソードであり、確かにハルヒのエピソードの中でも一番映画に相応しい作品であろう。私自身は最初から原作を知っていたので「消失」の内容がどのようなものか当然知ってはいたが、とある友人などはアニメでしかハルヒを知らなかったのでこの映画で初めて「消失」の内容がいかなるものかを知り実に楽しそうに視聴していた。もちろん原作ファンにも楽しめる出来であるのは間違いないが、一番本作品を楽しめるのは初めて「消失」に触れた人たちかもしれない。そう考えると少し友人のことが羨ましくなるのである。
TVのハルヒ作品を見てから観た方がより理解しやすい…と思います
今までの複線がわかってないと、なかなか理解出来ない作品なので面倒でしょうが、順番的には、TV作品を観てから、この映画を観た方がより正しく内容を理解出来、更により楽しめます!! 世界を見守るのに必要なのは、冷静さや高度な分析力であって感情では無い気がしますが、無感情な人工生命体である長門有希さんの苦悩から発せられていた事だとわかると『えー!長門さん悩んじゃ嫌よ』と思う反面、徐々に感情が芽生えた長門さんがかわいくてイイです。画期的なのは、もとの世界に戻すか新しい世界を続けるかを選択する事をキョン君に託しています。そこが、長門さんのおくゆかしさでは?自己中心的なハルヒとの対象が面白いです。 映画の中で、長門さんが普通の女の子として描かれている場面があります。超人的な力を持つキャラは、ごくごく一般的な平和で普通を望むんですかね…ソコも必見です。
見てよかったです
ある程度アニメを見る人にとっては作品を知らなくても、一度はそのタイトルを目にしたことがあるであろう”涼宮ハルヒ”シリーズ。正直、アニメシリーズを放送していた時点ではなんとなくぼんやりと見ているだけで、「好きなアニメ」と言えるほどではありませんでした。ですが、この消失。これまたなんとなくwそういえばハルヒ映画化してたなあと、DVD化された後になにげなく見たところ・・・面白すぎる!!ハマリました。自分にとって、好きなアニメのトップ5には入る名作になりました。テレビシリーズではそれほど多くなかったシリアスな面が沢山出ていて、この作品に深みを持って見れるようになりました。なんといっても長門ゆきが可愛すぎる!こちらの後に小説も読んだのですが、映画を先に見てよかったなと思えるくらいの作品でした。
涼宮ハルヒの消失の登場キャラクター
涼宮ハルヒ
よみがな:すずみやはるひ ニックネーム:はるひ 血液型:AB型 身長:158㎏ 性別:女性 所属:SOS団 性格:エキセントリック 特徴:傍若無人 トレードマーク:黄色いカチューシャ 持論:恋愛感情は一時の気の迷いで精神病の一種