くるねこのあらすじ・作品解説
くるねこはくるねこ大和原作、大地丙太郎演出、ダックスプロダクション制作の「猫がいて、ぎゅっと幸せ」をテーマとしたアニメで女優の中谷美紀が主要キャラクターから脇役までひとりで全ての登場人物の声を担当をしている。これは原作者が2006年自ら拾った子猫たちの飼い主を探すために立ち上げたブログが共感を呼び、その後エンターブレインから出版したブログ掲載マンガが元となってるアニメである。 捨て猫を見ると拾わずにはいられない名古屋在中の30代商業デザイナーと気難し屋さんのポ子、くるさんと大の仲良しのトメ、面倒見がいいお兄さんだが内弁慶のぼん、無敵の姐さんのもんさん、末っ子の胡ぼんの5匹の自由な猫たちのコミカルな日常から命の大切さまで、猫との生活をリアルかつシンプルに描いた作品である。 DVDやブルーレイも発売されており、原作者書き下ろしオリジナルジャケットで、テレビアニメでは未放送のオリジナルエピソードが収録されている。
くるねこの評価
くるねこの感想
猫好きにはたまらない!癒し系ほんわかアニメ
原作好きも違和感なく見られる雰囲気私は原作の漫画も大好きで読んでいるのですが、とにかく原作の雰囲気をよく掴んでいるアニメだと思います。音楽、声、作画など、絶妙な加減なんですよね。元々が4コマの漫画なのでちょっと物足りないくらいの長さなのも良い!じっくり見なくても、なんとなくBGMとしてアニメを流してしまうくらいには全体の出来が本当に良いのです。猫飼いあるある!なんといっても主役は個性的な猫達!私も猫を二匹飼っているのですが、この行動あるある!って思いながら見ています(笑)デフォルメされている猫達なんですが、ちゃんと猫らしいんですよね。そして飼い主で著者でもあるくるねこ大和さんにも密かに親近感抱いてしまうくらい、猫飼いあるあるがつまってます。癒すだけではない、猫ブームだからこそみてほしい作品近年テレビでは猫ブームだといい、猫の特集をする番組が増えてきました。私も猫大好きなのでそんなテレビを見て...この感想を読む
ハートフルでハッピーな気持ちが伝染する作品
ネコ好きには思わずあるあると言ってしまうアニメです。様々な個性的なネコが登場します。しかもこのアニメのネコ達は実際に実在し実話に基づいた話なのです。今は亡きもんさん、消しゴム大好きワガママお姫様のぽっちゃん、空気の読めない江戸っ子黒豹のぼん、ちょこっとシャイな一面のあるかわいい女の子なのに時たまブラックな空気を降臨させるトメちゃん、いつまでも小さい子どものつもりの、頭に花を咲かせた「どぇん」な胡ぼん。この五匹と飼い主のくるねこさんが織り成す日々がなんとも面白く、ネコと人間の生活の中に家族愛すら感じてしまう作品です。くるねこさんのネコに対する愛情はとても温かく、視聴者のこちら側もネコを身近に感じれます。それだけこの五匹のキャラがしっかりしているのもあるのですが、くるねこさんの描く日常はどこか今はなき下町の人情のような空気を感じ、ただの飼い主とペットの関係には収まりきれない愛が溢れています...この感想を読む
くるねこの登場キャラクター
美輪のもんさん
性別:雌 所属:愚連隊 性格:気難しい性格 声優:悠木碧 見た目:金目青目のオッドアイ、柄はブラック&ホワイト 種類:スコティッシュフォールドのミックス 通称:もんさん、もんさま 享年:17歳 病気:肝機能障害や猫伝染性腹膜炎 亡くなった年月日:2012年4月8日午前1時20分永眠