アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女のあらすじ・作品解説
アニメ「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」は、2006年3月22日にコロムビアミュージックエンタテインメントより発売されたOVA作品である。元々は2006年1月26日にガスト・バンダイナムコゲームスより発売された同名のPlayStation 2用ゲームソフトであり、続編であるアルトネリコ2、アルトネリコ3も発売されている。 この作品は天高くそびえ立つ巨大な塔「アル・トネリコ」と、それを囲んでいる浮遊大陸、そして下に広がる死の雲海で構成された世界「ソル・シエール」が舞台であり、アル・トネリコからあふれ出す生命体「ウイルス」を倒すため主人公ライナーがレーヴァテイルと呼ばれる種族のヒロイン達と共に旅をするストーリーである。 綿密に作りこまれた世界設定や、ヒュムノス語と呼ばれる独自の言語で構成された詩魔法「ヒュムノス」が特徴であり、作中には実際に歌手が歌っている様々なヒュムノスが使われていて、それらを収録したCDアルバム等も発売されている。
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女の評価
アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女の感想
元ネタのプロモーション的な位置づけなのか!?
全体的な印象及び総評短い時間でまとめられたOVA作品となります。全部観ても、30分要しない時間で観終えてしまうことができます。本来は、主人公の長い旅路の中での冒険を描いた話だと考えられます。故に、どうしても中途半端な感じが否めません。その30分という時間の中に、内容を詰め込むのか、それとも物語そのものを薄くするのか、ということを考えます。どう考えても、ゲームの内容をそのまま再現するかたちで、アニメ化した時に、30分という時間はあまりにも短すぎます。それは素人考えであっても、容易に推測できることです。この「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」というOVA作品においては、後者の物語を薄くすることで詰め込み過ぎていない選択をとられているように思います。また、物語の冒頭からアニメ化するのではなく、序盤から中盤部分の1エピソードを切り取って、アニメ化されているように見受けられます。元ネタの...この感想を読む