最後から二番目の恋の感想一覧
ドラマ「最後から二番目の恋」についての感想が4件掲載中です。実際にドラマを観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
私の生活の一部になって
なんといっても挿入歌が良い挿入歌が頭にずっとあって常に流れていました。歩いている時や仕事している時、仕事が終わって足早に家に帰るとき、イヤなことがあって落ち込んでいる時やセンチメンタルな時、生活している上で常に挿入歌が次々と自然に流れていましたねぇ。夜飲み会がある時の朝のバタバタをオシャレをして忙しくワチャワチャ出勤する時や仕事が終わって足早に飲み会に行く時なんかはゴートゥーザリバーが頭の中に流れていました。自然と浮き足立ってルンルンしてワクワクしてくるんですよねぇ。この曲大好き!あとは飲みすぎて飲み会で失態を犯してトボトボと帰路につく時はファーファーがめっちゃ流れてました(笑)その曲が流れていると自分が千明になったかのような錯覚をおぼえて自分はキャリアウーマンで仕事はできるしカッコイイ女!なんて妄想しながら酔っ払って1人で帰宅してたなぁ(笑)彼氏とうまくいかなくて落ち込んでる時もこの曲...この感想を読む
縁が呼ぶ大人の恋
木曜10時の楽しみキョンキョン世代のアラフォー女性にとっては、なんとも染みるドラマである。シュッとした印象の中井貴一の生真面目なお茶目さと、おしゃれでかっこいい小泉今日子の自然体なところが見ていてとても心地良い。二人は顔を合わせると、憎らしげな態度ばかりなくせに、本当はお互い話をしたいと無意識に感じている。本当に嫌いなら口を聞かないはずだが、ここはドラマなのでそうもいかないわけで、喧嘩するほど仲が良いというややベタな設定である。目を引くのは、各回の鎌倉の美しい景色とキョンキョンのセンスの良いファッションである。都会から離れた鎌倉に、都会的な女性がひとり暮らすというトレンドなのであろう。一時期私もキョンキョンのふっくらしたストールに憧れた。極楽寺駅からの道小泉今日子演じる吉野千明も中井貴一演じる長倉和平も江ノ島電鉄・極楽寺駅を通勤に利用している。仕事を終え、駅からの帰り道で二人は時々一緒に...この感想を読む
なぜ最後から2番目の恋なのか
自分の人生を見つめ直せる作品である最後から2番目の恋というタイトルや、出演している俳優さんから、まずは人生の半分くらいを過ごした大人達が、これからの人生、どんな生きがいや楽しみを見つけて生きていきたいのか、すごく考えさせられるドラマだと思いました。また、最後から2番目とすることで、生きがいや楽しみを見つけた後も、これが最後とは限らないぞという、残りの人生の色んな可能性を残しているように思います。久しぶりにときめく新しい恋愛があったり、この歳になって新たにやりたいことをしてみたり、面倒だと思いながらも色んなことを体験し、その上でこれからの自分に必要な物であったり、心地が良い物を見つけていくという、普段余り考えてないけど、自然とやってきたことを映像で見ることで、新たに考えさせられる気がしました。ドラマの最終回には、最初に引っ越してきた時と、物理的には何も状況は変わらない状態で終わるのですが、...この感想を読む
鎌倉に行きたくなるドラマ
鎌倉に行けば本当に登場人物たちがそこに住んでいるのではないかと思ってしまう。これからどう生きるかな、と考え始める年齢で、あの土地と家に出会い、長倉家というもう一つの家族を見つけた千明を羨ましく思う人も多いと思う。普通、他人であんな関係が築けるとは思えないし、ドラマだなぁ、と思うけど、それでもこれからの時代、ああいう家族の作り方もいいよねって思う。色々な問題も起こったし、胸がザワザワする事もあったけど、最後には解決してほっこり出来た。ポストイットのくだりは丸々セックスアンドザシティのパクリで興ざめしたけど、それ以外の恋愛のパートはおおむね抑え気味で、ちょうど良い。和平と千明の大人なようで子どもみたいな恋愛も、不思議と見ていてイライラしない。それにしても、長倉家のごはんが毎回美味しそう過ぎて、特に朝食は最高。毎日100%のオレンジジュースと、野菜と、その日によって違うおかずと焼きたてみたいなパ...この感想を読む