世紀末オカルト学院のあらすじ・作品解説
世紀末オカルト学院は、テレビ東京系列(TXN)で放送された、テレビ東京とアニプレックスのオリジナルアニメプロジェクト「アニメノチカラ」の第三弾の作品である。 タイトル名に入っている通り、オカルトをテーマとした作品で、学研パブリッシングが発行しているオカルト雑誌の「ムー」の監修を受けている。 この作品は、1999年の長野県松代にある、日本のピラミッドと呼ばれる、皆神山にそびえたっている私立ヴァルトシュタイン学院(通称、オカルト学院)を舞台に、亡くなったオカルト学院の学長の娘である神代マヤと、2012年からタイムワープしてきた、自称タイムエージェントで元有名スプーン曲げ少年だった内田文明を中心に、学院で起こる様々な怪奇現象を描きつつ、文明が1999年にタイムワープしてきた理由が徐々に明らかにされていきながら話が進んでいく。 月刊コミックアライブでは戸流ケイによるコミック版が連載されたり、シリーズ構成担当の監修による、複数の作家で書かれた小説版が発売されている。
世紀末オカルト学院の評価
世紀末オカルト学院の感想
マヤの文明!?(笑
数多くのオカルトネタオカルトネタ一つに焦点を当てたアニメ作品は数多くあります。そして、二つ三つのオカルトネタを組み合わせて構成しているアニメ作品も多いのではないでしょうか。しかし、客観的な視点で、これほど多くのオカルトネタを扱ったアニメ作品は手塚治虫アニメ以外になかなか見受けられません。手塚治虫の「三つ目がとおる」が、最も近いところに位置したアニメ作品なのではないでしょうか。オカルトネタを全面に押し出した内容で、学園ドラマで構成されているところは似ているように思えます。しかし、「三つ目がとおる」よりも客観的にオカルトネタを扱っており、新鮮に感じたアニメ作品でした。また、作品タイトルにおいても、アニメ本編を少しでも観れば、そのまま表されていることが伺えるのではないでしょうか。捻りもなく、直球ストレート勝負のタイトル命名に清々しさを感じさせるものがあります。扱われたネタは、超能力やUFO、...この感想を読む