ちょっと暗い
ジャングル大帝とか、手塚治作品に比べれば新しめの作品だったし、
当時何故か流行っていて、原作を読んだことがある。アニメで見返したのは
少しで、それもyoutubeでである。ただこのアニメ、話の内容が戦争に
関わるからか、終始暗いイメージがあった。それに背中から羽が生えてくるのは
ファンタジーにあふれててかっこいいなど憧れたりするのだが、
このアニメの中では何ともリアルにえがかれていて、怖かった。
背中の皮膚、破れない?と心配するぐらいだった。主人公と男の子の恋の
発展が、これまでの子供向けアニメで繰り広げられる小学生恋愛から、
随分と大人びた関係になっていることも刺激的だった。少しエロかった気がする。
話の内容は覚えていないが、結構感動ものだったと思う。悲しくて、
胸が張り裂けそうな感動である。男の子や皆のことが大好き、大切、だから
戦場に行かなくては・・・みたいなことを、女の子がやっているのである。
しかも最終兵器だけあってすごく最強だった。だからこそ戦力として頼られて、
でも本当は普通の人間の女の子であって、そのギャップに苦しんだりしていた。
最終兵器が女の子であるからこそ、憐れみというか、悲しさや哀愁が漂ってしまうのかもしれない。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)