キャラディのジョークな毎日のあらすじ・作品解説
キャラディのジョークな毎日は、主に独立UHF局などで2009年4月1日から2010年3月31日にかけて放送されていたテレビアニメである。 本作は1つの大きな物語を追っていくタイプの作品ではなく、アメリカで「バスタイムストーリー」と呼ばれ親しまれている「海外ジョークを集めた本」に掲載されているジョークの数々を短編のショートアニメにして、劇中のナビゲーターキャラクターである「キャラディ」が読み聞かせていくという設定のもとで全編が進行してゆく構成になっている。また、本作は産学連携を目的としており、アニメーションの製作を京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科に在籍する生徒たちが中心になって手がけていたことも大きな特徴となっていた。 前述した通り、本編の内容は海外ジョークの披露という形になっているのに加えて、クリエイターである学生たちの作業担当も固定されてはいなかったため、各回毎に作中の雰囲気がガラリと変化するなど、非常にユニークで独特のテイストを醸し出していた作品である。
キャラディのジョークな毎日の評価
キャラディのジョークな毎日の感想
世界の笑い!?
分かりやすい本編全365話で構成されたアニメ作品で、1話が5分弱としても、全てを観通すと30時間を要します。ショートアニメという構成ですが、全編の長さは非常に長いことが特徴だといえます。しかし、制作スタッフは、取り扱うネタを考えることには困らなかったことでしょう。ジョークを扱った文庫というのは、最近では見かけませんが、それでも既存で出版されているものは相当数に上ることでしょう。それをアニメーション化しているだけのアニメ作品なので、ネタ作りに困ることはなかった作品だと考えられます。ただ、出版されているジョーク本は、読んで、すぐに理解できる内容は少ないです。少なくとも、そのジョークの背景となっているものを考えなければ、理解できない内容は多いです。しかし、このアニメ作品においては、観て、すぐに理解できる内容だったので、元ネタを噛み砕き、再構成されているだと考えられます。逆に、日本人に理解でき...この感想を読む