推理ものだったのか・・・?
京極夏彦の長編推理、伝奇小説。百鬼夜行シリーズの第2弾。 私は原作は未読ですが、百鬼夜行シリーズ第1弾にあたる「姑獲鳥の夏」は鑑賞済みです。 「姑獲鳥の夏」に続き、今回も舞台は昭和27年東京。 「中禅寺 秋彦」「榎木津 礼二郎」「関口 巽」といったお馴染みの面々が登場しています。 しかし、関口役が「永瀬 正敏」さんから「椎名桔平」さんへ変更されており、別キャラクターと思うくらい、前作の関口とはかけ離れていたように感じました。 また、監督が変わられた事もあるのか、今作はグロテスクな表現がはっきり見えておりました。 その為、前作にあったホラーテイストを匂わせる演出ではなく、スリラー的要素が強いように思います。 私としては前作の演出の方が好みでしたが、人それぞれかと思います。 ストーリーは3つの事件が1つに繋がるといったものでしたが、設定が複雑で難しく理解に苦しみました。 そして、前作であった推理の面白さも感じられなかったので、見る人をかなり選ぶものだと思います。
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