信頼しあう2人
まだ出会って間もない、エルマーそしてりゅうの二人。 でもそこにあるのは、姿の差を超えた、確かな友情や絆であるように思います。 エルマーが相変わらず持ち合わせている勇気にも脱帽。 あんなに冒険心と行動力と正義感があって、エルマーまだたった9歳。将来有望です。(笑) 1巻目の出発までの経緯、特にお母さんとのやり取りがある意味切なくて、この子家に帰って大丈夫なのかしらマジで…と思っていたのですが、温かく出迎えられていて心底ほっとしました。 それにしても、2週間も一人っきりで留守にした9歳児が金貨3袋やら何やら持って帰ってくるという状況…。 まあ、桃太郎とかもそんな感じだったからいいか。(?) あ、翻訳ものならではというか、全編にわたって言葉遣いが比較的丁寧なのも素敵です。 あとときめくのは、見返しの地図! これは①巻目から既にあったのですが、舞台となる場所の地図が描いてあって想像が膨らみます。
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