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- 感想
- りゅうを助けに大冒険!
4.754.75
- 文章力
- 4.57
- ストーリー
- 4.71
- キャラクター
- 4.71
- 設定
- 4.64
- 演出
- 4.71
- 感想数
- 8
- 読んだ人
- 20
西洋の絵本ですが、世界中の子供たちが楽しく読める名作です。
エルマー少年が、土砂降りの中で濡れていた野良猫を拾って、ママに内緒で飼い始めた所からはじまります。旅行家だった猫はかわいそうなりゅうの事をエルマーに話してあげました。
子供のりゅうがどうぶつ島のおそろしい猛獣たちに捕まえられて、物運びなどに使われている話です。
心優しいエルマーはりゅうに同情して助けてあげようと思い立ちます。荷物を用意してから、隠れて船に乗り込み、どうぶつ島までわたります。島では恐ろしい動物たちに命を狙われながらも、その度に知恵と勇気を振り絞ってたくみに切り抜け、ついにりゅうを助け出します。
まだ子供なのに遠く離れた島に一人でわたり、食べ物道具も調達して自分の努力と知恵で危険を乗り越えるのです。
弱い者への思いやり、勇気、知恵、子供の成長に必要なものが全て揃っています。しかも物語はただの冒険ではありません。ひとつのひとつの冒険や動物の描写もユーモアにあふれていて子供にとっても楽しくてたまらない話に仕上がっています。
お子さんと一緒に大人も楽しめる素晴らしい絵本です。子供の頃のマイベストでした。
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他のレビュアーの感想・評価
息子へ娘へ
実家にあったものを懐かしく思いひっぱりだしぱらぱらとめくったのが最近のことでした。まず思った感想が挿絵がなかなか面白い雰囲気でよかったです。まあ序盤で父と母がなぜタキシードとドレスなのかは謎でしたが笑キャラクターも全てが可愛らしく愛おしかったです。私が一番好きなのは冒険へと誘ったノラ猫かな。エルマーが知恵と勇気をもって問題を解決する姿は読んでいて今の私でもわくわくしました。それと地図の絵が良かった!読み終わったあとでもここはこうで…とかで子供ながらもう一度読んだりしていたのを覚えています。大人になった今でも子供だったあの時がむくりと起きてエルマーと冒険を始めてしまったようです。
4.04.0
わくわくしてくる。
名作なので名前ぐらいは知っているという人も多いのではないだろうか。装丁もかわいくてお気に入り。小さいときに読んで、大人になって児童文学にはまったときにまた購入した。本の表紙の裏のところに島の地図が描かれていて、それも夢が広がるツールのひとつ。みているだけでとてもわくわくしてくる。エルマーはとらにあったりさいにあったりライオンにあったりする。私はライオンが一番すきだ。想像力をくすぐるストーリー・描写なので子どもから大人まで楽しめるとおもう。子どもに読ませると教育的・発育的にもいいかもしれない。自分に子どもができたらぜひ読んであげたい。
5.05.0
何だかワニが好きです。
エルマーのシリーズの中で一番素敵なお話だと思います。お菓子がたくさん出てきて危機を乗り越えて行くのが面白いし、可愛いし、女の子も男の子も大人も楽しめる物語だと思いました。この『エルマーのぼうけん』は、小さいときに私も母に読んでもらった記憶が薄らと残っています。それは、ワニの尻尾に棒付キャンディを輪ゴムで付けて橋架けるシーンです。面白くて、何だか素敵で、印象に残っていました。子供たちに読みながら他のシーンも思い出したり、こんなお話だったんだなぁと感心したりしながら読み進め、ワニのシーンになり、読んでやっぱり楽しかったです。ワニが好きです。気まぐれなのが良いです。
4.54.5
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