ハイテクについていけないオヤジが見事な逆襲を果たす痛快作 - ダイ・ハード4.0の感想

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ハイテクについていけないオヤジが見事な逆襲を果たす痛快作

4.04.0
映像
4.5
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
4.0

今回もマクレーン警部が大捕り物をする第4弾。4.0は今回はサイバーテロが主題なので、ソフトウェアのバージョンアップを表しているそうです。 今回のマクレーン警部はニューヨーク市警対テロ特殊対策班ということで、最初からテロリストと戦う気まんまんの部署にいます。ある日ワシントンDCのFBI本部サイバー犯罪部に異変が起きます。国のあらゆるインフラを監視するシステムが何者かにハッキングされました。そこで犯人と思われたのがニュージャージー州在住のひ弱な青年マット。マットを連行しようと自宅に行きますが、そこでマクレーン警部補が何者かに襲撃され、マットも間一髪で助かります。襲撃してきた一味こそがサイバーテロ組織で、マットはプログラミングを請け負ったがために殺されかけます。マクレーンとマットはワシントンDCに行きますが、すでにワシントンDCのFBIでは国内のインフラがすべてテロ一味によって掌握されていました。果たして国を取り戻すことができるのか・・・・・・。 今回はニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンDCの3箇所が舞台です。 もはやニュージャージー、ワシントンDCでは管轄外だと怒る警官は登場しなくなりました。 それほどまでに、マクレーン警部補が全米で信用されているということですね。 マクレーン警部補はわかりやすいハイテクについていけないオヤジを好演しています。 マットはそんな彼と一緒にワシントンDCへ向かいます。ネットオタクはつながりも厚く、他のオタクの仲間たちと連携をとってテロ一味を倒すきっかけを作ります。 マクレーン警部補は相変わらず一人で立ち向かいますが、そこは思いっきりアナログです。 でも、アナログはアナログですばらしいところがあります。 もう、ある意味マクレーンは孤高の存在です。 こんなに時代が進んでも、マクレーンはマーヴェルコミックスのヒーローのようにアナログの象徴として輝き続けることは必至でしょう。

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