妹みたいな姉。
精神年齢8歳の姉・愛、冷静な小6の妹・夏美の、宝物みたいな数日。 夏美が物心つくずーっと前から愛は病気で眠り続けていたのに急に起きたその日は、よりによって両親が急用で留守にしていて…なので姉のことは夏美が全て受け止めなければなりません。 お互い戸惑いますよね。 愛の記憶では、夏美は赤ちゃんだったわけですし。 同じ家に暮らしていても、起きた状態でしっかり相手を認識するのは初めてというか、初対面のような再会のような、そんな状態の二人。 奔放な妹みたいな姉に、色々とふり回されてる夏美。 でも二人が向かう場所ややることなすことが、何だか綺麗に描かれていて見惚れます。 この二人だからこそ、あの雰囲気が出せたのだと思います。 このキャスティングがちょっとでも違ってたらこんな映画を観ることはできなかったんだなと思うと、本当に感慨深い。 あんまりめまぐるしくなくていいから雰囲気の良い映画を観たいな、って時には是非この作品をどうぞ。
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