高倉健だ、日本の男だ、オタクの神様だ
1982年の作品で、出演が高倉健、吉永小百合もうその他固めている出演者が何方でも凄く知ってる顔ぶれで、安心して見て頂けます。 これは土木工事のトンネル作りのお話ですが。この時期日本の土木屋は世界を駆け巡っていました。 アフリカの一国の地図を作ったのは日本人技師でした、植民地支配終了したフランスはそこにあった地形図や役所を爆破していきました。そして日本に頼みました、国を作る手伝いをして欲しいと。 高倉健ほど日本の男を上手く演じられる人は居ないのではないでしょうか。また、傍で俯いている吉永小百合、黙っているだけで人を幸せにしてくれる、そんなありがたい存在を映画で存分に拝める時代になりました。高倉健は日本人の労働のシンボルです、英米欧州の労働は「時と金」で換算されますが、日本の労働は「価値」です。 ともあれ「海峡」は困難な状況と苦悩を前面に出して、黙々と進むお父さんたちを描きます。娘さんがいらっしゃる方は、この映画を見せてやってください、どんな人を旦那に持ちたいかと。
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