快楽の世界にハマってしまうと愛は罪になってしまう。
愛の快楽は怖い。
祥子は小説家の菊治に憧れていた。その憧れの人が自分を愛してくれるようになって、菊池に溺れていく祥子の気持ちは、自分には夫がいる、だが、溺れていく自分にブレキーがきかない。不倫は女性の人の方が浮気と軽い感じではなく本気になってしまうのだろか。祥子も菊池に抱かれていくなかに大胆になっていく。女性は惚れてしまったら、うぶな人でも大胆な快楽の世界に引きずらていく、こうなったら、普通の地味な主婦には戻れないない。愚かだと思っても戻れない川を越えてしまった。子供の事もそこにはなく、一人の女性になってしまう怖さが快楽の世界なんだろうと感じました。
殺してほしい程に狂わせてしまう菊治が愛の殺人者。
女性が陥ってしまうエロスの世界なんだろうと、男より女性の方が快楽は凄いみたいで、それに菊治の愛に溺れてしまうから、殺してほしいになってしまったのか。それは悲劇の始まりでもあったのかも知れない。快楽の果てに殺してしまう菊治は、愛の為に殺せるのか、これがテーマになっていると思いますが、実際はそんな事は快楽の果てに人を殺す事なんて僕は考えられないと思い。やはり殺した菊治が悪いのか、殺してほしいと頼んだ祥子がとんでもない女性だったのか、だが、本当に祥子の事を愛しているのであれば、殺してと言っても殺してしまう菊治が愛の殺人者なんだろろうか。
愛は本当に裁く事ができるのか
菊治は祥子を殺して裁判になるが、愛しているから殺したとの発言に検事に分かるはずがないと、愛は裁く事が出来るのか、だが、どうであれ人を殺めてしまったから殺人者になってしまうのであって、罪を背負っていかなければいけない菊治が愚かなのか、愛する人を殺人者にして、家族も悲劇のどん底に追いやってしまった、やはり勝手な女は祥子であり人生をなめているんだろうと、真剣に人生を考えて生きていたのであれば、こんな悲劇な事を願ってしまう事はない、一つ命、親から授かった大事な命を大切にしなく願ってしまった祥子は命をもなめているのだと思った。菊治の判決は懲役8年と判決が決まった時、祥子が菊治宛に残していた手紙をみて、菊治はこの8年と言う年数は祥子が定めてくれた8年で、僕は選ばれしき殺人者なんだと言ったが、僕は、そう思わない。やっていけない事をしてしまった菊治は絶対後悔しただろう、これから長い間刑務所生活が始まり、こうでも思わないとこの事実を受けられないのでは、これは菊治の自分なりの励ましの言葉なのかと感じた。これが究極の愛なのか、だが、その周りにいる人々を巻き込んでいるので、二人だけの愛の話では済ませられないと、現実的に考えてしまうのでした。
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