あり方を考えさせるアニメ - ARIA The NATURAL[アリアザナチュラル]の感想

ARIA The NATURAL　とは

ARIA The ANIMATIONの続編作品です。

２クールから構成されるお話で、主人公の水無 灯里だけではなく

サイドキャラクターにも注目をあてて展開されている日常系アニメです。

１作品目より作画も向上し、繊細な音楽と原作を重視する内容であるが

オリジナルのキャラクターをうまく組み込んでストーリーを構成している。

１０周年を迎えるまでの愛され続けるアニメ

ここ最近１０周年を迎え、蒼のカーテンコールと称したくさんのイベントが追加された

映画館でOVAとなる３作品が公開され、Blu-rayBOXが発売されたのはこのアニメが、漫画が

長年愛され続けていたからのなにものでもないと思う。

ではなぜここまで愛され続けているのだろうか？

それは現代では感じられないほどの　純粋さ　と　素直さ　を感じられるからだと私は考える。

各キャラクターの考え方は現代にいる女の子となんら変わらない部分もありつつ

一方で現実にはいないほどの明るい面持ちの子が多い

かくいう私もそうだが、現代では　比較、嫉妬、計算などしたくなくてもしなければならない世の中で

ただ真っすぐに相手のことを見て、自分の周りのいい部分に目を向けて、悪い部分が見つかっても

それをそのまま取らないでその人の未来へとつなげるそのキャラクターたちの様々なあり方が

人々の心を掴んでいるのではないかと私は思う。

キャラクターを支えている人々

先ほどの話で愛され続ける理由をあげましたが、その理由はもう一つあると思います。

それは、キャラクターの気持ちを音声に変えて届けてくれている声優さん

音楽を通して作品を表現している音楽の担当、そしてそれを一つにまとめ上げる監督さん

たくさんのARIAを愛するSTAFFさんたちがいるからこそARIAというアニメが出来上がり

私たちのもとへ届けられています。

その一つ一つの工程がARIAを大切にしているからこそ、私たちの心に浸透しているのだと思います

オリジナルキャラクターが原作を壊さずに存在できているのは

そのキャラクターが世界観に染まっていているからである。

この作品を大きく支えたのがこの2期であり、中心核を担っていると思います

だからこそ3期がさらに映えて、いい作品になっていると私は思いました。

強く主人公と、ほかのキャラクターを結び付けているものをこの作品の皆さんが

作り上げてくれてくださったと私は確信しております。

たくさんの素敵をくれるこの作品に　　愛をこめて