妊婦必見!それ以上にパパになる男性必見!コウノドリ
綾野剛 はまり役!
この作品を夫婦で見た方々は出産に対する想いがひと味もふた味も違う!と断言できる作品です。
コウノドリ 『ボクらは毎日、奇跡のすぐそばにいる』
綾野剛 連続ドラマ単独初主演!
原作は講談社「モーニング」で人気連載のコウノドリ 原作鈴ノ木ユウ
綾野剛さん、連続ドラマが初主演ということに驚きでした!
様々な作品にできているので、てっきり主演していると思っていたら初だったのですね。
他の作品では、目力ギラギラのどちからというと怖い?役が多い印象だったので、産婦人科医!?え!と思ってしまいました。
鋭い目の印象が強いので、「心優しい産婦人科医」とイメージが繋がらなくて、、
ところがどっこい!!
はまり役もいいところ!こんなお医者さんいたらなーと思ってしまいました。
役者さんってすごいですね、、見終わってその後「天空の蜂」を見た時の綾野剛さんのギャップについていけませんでした。。笑
とにかく綾野剛さんの代表作!!だと思います。
脇の役者さんも良い!松岡茉優さん、吉田羊さん、坂口健太郎さん、、魅力的な役者さんばかり。
個人的には四宮先生役の星野源さんと今橋先生役の大森南明さんがすばらしかった!と思います。
そのキャラクターも実際に存在しそうなリアル感があって、実際に産婦人科にいった時は
「吉田羊さんみたいな助産師さんいないかなー」「お、あの人は下屋先生みたいな研修医かな?」と違う楽しみ方もできました。笑
ゲストも豪華でほぼレギュラーのように小栗旬さん。ごうか〜〜小栗旬さんの使い方としては豪華すぎますよね!綾野剛との掛け合い最高だったな。。
とにかく脇もいい役者さんばかりの中で、やっぱり綾野剛さんの演技力は最高でした。
あの鋭いまなざしが嘘のように優しく、でも意思の強さを表現していて、マスクをつけるシーンでは目だけでの演技に脱帽。本当にすごい役者さんだな、と思いました。
続編をもしやるならコウノドリ先生の恋愛模様なんかも観たいな〜と妄想しております。
妊婦時代に観れて本当によかった!
ちょうど妊娠期間でした。しかもつわりも真っ最中で。。
そんな時にちょうど始まったこの作品。いやー楽しみにしてました!
毎回毎回、号泣。。つわりで、本当にもういやダーーー!って思っていても毎週金曜日コウノドリを観た後は穏やかな気持ちで「元気に生まれてきてね、来てくれてありがとう」と一息つけました。
「妊娠、出産は奇跡」それはみんなわかっているけど、奇跡といいながらも当たり前のようになっている世の中でこの作品は本当に色々な価値観を与えてくれたと思います。
特に2話の妊婦さんが交通事故で亡くなってしまう回や、4話の超未熟児で生まれた赤ちゃんの話など、、メッセージ性が強すぎで観た後はしばらく考えてしまいました。
毎回のお話にメッセージが色々あって、受け取るのに一度の観覧ではとても無理!録画を何度も見直してどの都度泣きましたね。
リアルだけど、、それがまた良い
見たくて見る。と、同時に怖くもなりました。
母親には「よくリアルに妊婦なのにあのドラマ観れるね」と言われました。
要は、妊婦さんが突然倒れたり、未熟児で生まれたりしちゃうわけですから、当然です。でも、なぜか平気でした。これ、周りのママ友も言ってました。
「そういわれるけど、観れるよね。むしろ、リアルに危機感もてるよね」と言ってました。
ママは妊娠したときからずっとある種の恐怖感や危機感を持っているから、ドラマで観る事くらい平気なのかもしれません。 むしろ、この恐怖感をよく形にしてくれた!と思うくらい。
妊婦さん、そしてパパになる男性には本当に観てもらいたい!!価値観変わるかもしれませんよ。もちろんドラマなのである程度は大げさにかかれている部分や綺麗にかかれている部分もありますが、割とリアル!
出産って本当に奇跡ですよね。
パパになる男性も絶対に観るべき!
これは声を大にしていいたい!
これは女性が観るのももちろんですが、男性に本当に観て頂きたい!!
うちも主人は普段ドラマ観ませんが、金曜夜は強制的にテレビの前にスタンバイ。笑。
手術シーンは苦手で目をそらしていましたが、本当にすべての回を真剣に見入っていました。
コウノドリ先生の話にもしっかり耳を傾け、出産がいかに大変で奇跡なことがまるで授業のように教えてもらったような気がします。
妊婦さんは旦那さんに「こんなに大変なのよ!」「たばこはやめて!」と言っても、それがなにを意味するかをわかっていない旦那さんにはあまり響きません。
だから悲劇を伴いながらも、このようになるんだから気をつけて!と間接的に旦那さんに伝えるにもいい作品だと思います。しかもドラマなので、ある程度大げさに描かれているくらいがちょうどいい。
男性は妊娠を実際にしていないからある程度「学ぶ」ことも大切です。このドラマ、母子手帳とともに区役所から配られたらいいのに、と思うほど。笑。
劇中に妊婦さんの前でどうどうとたばこを吸う旦那さん出てくるんですけどね、ほんとーにイライラしました。おい!ふざけるな!と画面に向かっていいたくなった。
でもわからない人にはわからないんだろーなーと。結局、奥さんもたばこやめられなくて吸い続けて、胎盤剥離ってゆうとても危険な状況で緊急オペになるんですけどね、、
病院にかけつけてきた旦那さん、顔面蒼白で「のりこは!?」って「おい!」ですよ。あの後、後悔していればいーなーあの旦那。ドラマの中なのに、そう思います。笑。
実際、我が家はこの放送後は主人の優しさがアップするように感じましたよ。
見せるべき!一緒に見るべき!一緒に考えるべき!一緒に大切にするべき!ですね。
コウノドリを見ていたから冷静になれた!
結果、私は帝王切開で産む事になりましたが、あまりにも想像していない事で動揺しました。
でもコウノドリ7話の「帝王切開は立派なお産です。」という台詞が頭の中にあったから、自信を持って帝王切開に臨む事もできました!!
「お母さんは自分の怪我や病気を治す為でなく、赤ちゃんを救うためだけに自ら手術台の上にあがるんです。ちゃんと産むというのはそうゆうことです」 少し違うかもしれませんが、確かこんな台詞。
見てから半年以上たってるのに、頭の中に残っていてこうしてすんなり出てくるくらい支えられた台詞。
手術に向かう時もこの台詞を思い出して、誇らしい気持ちを持って臨む事ができました。手術を受けるのはなく、自ら手術台の上にのぼるんだ!という気持ちで。
帝王切開には様々な意見がある中で、、マイナスな価値観を持つ時代遅れの人もいます。その人たちにもあの台詞聞かせてあげたい。そして帝王切開になったママ達みんなにあの台詞教えてあげたい。
このドラマには感謝感謝です。命の大切さ、尊さ、出産の奇跡を教えてくれた壮大な作品!
産婦人科医の先生達への信頼感もこのドラマを見て更に深く感じることができました。
余談ですが、中学生で出産した山口まゆちゃん、演技うますぎ!本当に産んだ?ってくらいです。
あの演技力必見です!!
娘が生まれたあと、見返しても、更に思う所がありずっと見続けたい作品ですし、いつか娘にも見せてあげたいです。娘に見せたい!と思えるドラマってあまりないですよね。基調な作品です。こうゆうドラマもっと増えたらいいな、、例えば保育士の話とか、介護士の話とか、それを見て働きたいと思う人が増えたり、考え方が変わったりしたらいいのにな、と。
続編、強く希望〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
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