話題が豊富な人ですね - 美女と呼ばないでの感想

異世界の人ですね

このシリーズのエッセイはほかにも読んでいますが、林真理子さんの日常って私のような庶民とはまったく違う世界の話ですよね。
よくこれだけネタがあるなというくらいの内容の濃さです。
芸能人でもだれだれと仕事したとかってのはあるだろうけど、林さんの場合は舞台が外国とかずいぶんあるし、エステだとか美容外科的な内容とかお金使ってるね！っていうようなにおいがプンプンします。
これだけ本書いてれば儲かってはいるんでしょうけども。
ブランドの名前もたくさん出てきて、よくわからない名前も出てくるしスマートにすらすら書かれてるからファッションが好きなんだろうなあってのも伝わってきます。
知り合いもものすごいいて、顔が広いなって感心するし、知り合いが増えていくことを楽しんでいる風でもあり私にはないことばかりでうらやましいです。
小説家って家に引きこもって頭ひねってるイメージだけど、この人はどんどん外にでてネタを探すタイプなんですかね。
エッセイに関しては尽きることがなさそうですね。
林さんはお金持ち仲間との間でやせ薬だとか病院だとかですごいダイエットしてますが、お金をかけるのはいいとして急激にやせすぎて大丈夫かと心配になります。あっという間にリバウンドもしてますけど。
体に悪そうで心配です。

結婚してますよね？

だいぶ前に結婚されて女の子がいらっしゃることはテレビでも知ってますし、エッセイにも時々登場します。
夫婦仲が円満なのか微妙な内容が多いですが、危機迫ってるわけではなさそうです。
それにしても気になるのがエッセイでは大半が旅行に行ったこととか外食に行ったとか舞台を見たとか海外だとかってあるわけですが、その間子供はどうしてるの？って話です。
幼児ってわけじゃないから母親が数日いなくたってって思わなくもないけど、あまりに家にいなすぎじゃないのかって思っちゃいます。
旦那さんだってまだ現役でお勤めのようですし、お手伝いさんとか親とかが同居してたりするんでしょうか。
それっぽい話も出てきませんが。
子供のネタが少ないのは多感なお年頃だから控えてるのですかね。
でも親が林真理子ってすぐバレちゃいますよね。
顔出しまくってるし・・・

本のタイトルに「美女」がつくのは・・・

私は最初エッセイを見つけた時にこの人はなんてずうずうしい人なのだと思ったのです。
世間一般的に「林真理子」という人物は「美女」枠ではないだろうと。
芸能人ですからそれなりにきれいな格好をしてるしメイクしてもらってるけど、どう転んでも美女にはなってないだろうと。
自分に自信があるのだなぁと軽く引きつつも小説は好きだから読んでみるかと手にとりました。
そしたら知り合った美女たちと林さんとの絡みの話なんですね。
そうかそうか、さすがにそこまでずうずうしくなかったかと納得したのでありました。