世界観がすばらしい作品。
夢の世界観が広がる。
灼眼のシャナIIは、パートIの話を更に発展させた話です。この作品で出来ている世界観はすばらしいです。主に内容は、ミステスの坂井悠二と炎髪灼眼の討ち手のシャナの2人の話を中心に広げた物語です。人ならぬ者たちが''紅世の徒''(徒)と言われ、紅世の徒はこの世に存在する力を奪え、それを再現させる力を持っています。そして、再現させた力は不思議な現象を引き起こします。実際にアニメで見たときの徒は、大きい組織のメンバーからできていて、敵を倒すときには、巨大な力で攻撃してくるので、映像を見てすごくワクワクしました。坂井悠二は徒に喰われた者です。そして、徒に復讐するのがシャナの役目です。この物語では、2人は力を合わせて、徒が率いる最大な組織のバル・マスケを倒します。途中では悠二とシャナ以外も、ヴイルヘルミナやマージョリーなどの仲間たちの力を借りて、共に戦っていく姿がすごくかっこよかったです。仲間の助け合い精神にすごく感動しました。
キャラクターの個性が色々ある。
メインキャラクターのシャナは炎髪灼眼の討ち手と言われ、髪の毛も全部炎髪に染めていて、真赤なのがすごく印象に残りました。体が炎のように燃えていて、戦うときはまっすぐに敵に向かっていって、倒せるまであきらめないという精神にすごく惹かれました。そして、悠二に恋心を抱いているところもすごくかわいかったです。よくメロンパンを食べるので、私もメロンパンが好きになりました。坂井悠二は、シャナといつも共に行動し、戦っていきます。彼は、仲間や存在する者を大切にする人です。優しさがいっぱい溢れているので、人に好かれるのもわかるような気がします。ほかにもキャラクターは色々ありますが、どれも個性があって好きです。
意味深い用語が使われている。
ストーリーの中では、意味の深い用語がたくさん出てきます。''紅世の徒''は、異世界“紅世”の住人のことで、紅世からきた存在で、人間を喰らい、この世を壊します。その力は''存在の力''と呼ばれ、世界のあらゆるものならなんでも壊せる力を持っていて、橋を壊したり、建物、存在する者なども全部消してしまうので、すごくびっくりしました。私たちが住む世界も、本当に徒が存在していたら、あっという間に全部壊れてしまうので、恐ろしい力だと思いました。そして、坂井悠二は徒に喰われた者なので、''トーチ''とも呼ばれています。アニメの映像にも出ていたように、私たち人間も、いずれかトーチのような存在になり、街中も全部トーチの炎が燃え続けているようになるかもしれない。そんなことも考えたことあります。このストーリーの中の世界観で出てくる用語はどれも深い意味を持ち、すごく勉強になりました。
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