生き方
ろくろとべにおの生き方が同じで違うっていうこと。
二人は、双星の陰陽師の二人である。陰陽師とはケガレを追い払う仕事であり、人々を守る仕事である。ちゃんと上下関係もあり、上が強くて、下が下っ端である。もちろんこの二人も双星の陰陽師である。このシナリオは恋愛ものも含まれてて、メインは戦闘ものである。ろくろ君もべにおさんもお互い守るものがだんだん出来てきて、それを一つずつ乗り越えてゆく。そのお互いの守るものとは、ろくろ君はべにおさんを、べにおさんはろくろ君を守りたい。何故そう思うのかというと、ろくろ君もべにおさんも、過去に辛いものがあってそれを分かり合っていくから。ケガレは元人間があくになってケガレてしまうもの。ろくろ君も過去の関係でケガレて力が使えるんだけど、あるときべにおさんを守ろうとして力とか心が暴走してしまった。でも本当の話を聞いて、それはろくろ君の過去の守りたいものが分かっていて、それがどれだけべにおさんも痛い心が分かったか。べにおさんも両親が死んでしまった過去を話して泣いていたけれど、ろくろ君の暖かい心で居場所が出来た。
過去に痛い思いをしてきた二人がお互いに分かりあえるっていうこと。
ヒーローがろくろっていう人。ヒロインがべにおっていう女の子。あるとき二人はふと出会う。ろくろという男の子は女の子に積極的でどの女の子にも自分からアピールしてしまう。けれど、べにおっていう女の子にはアピール出来ない。それはべにおさんのことを意識してるから。べにおさんもまた同じく過去に辛い思いがあってろくろ君を意識していく。でもろくろ君は明るいプラス思考に対して、べにおさんは、いっけんプラス思考だが、本当を言えば、マイナス的思考である。
二人の思いが一緒になっていく。
こういうあたりがお互いに分かり合っていって。初めは男の子とか女の子とか意識なかったけど、だんだんそうなってきて・・・。だから、お互いに手もつなげないしキスも出来ない。戦闘は戦闘で、12しっていう強い人たちがいて、個性的でなおかつものすごいあっという間で倒せるほど強い。ライバルもおれば、師匠もいて、敵っぽいのもいて・・・。二人の守る強い思いが、力に変わって、一体となってケガレを倒してくっていう話である。複雑な心理関係ですが、こういうのがあるからまた面白い。生き方としてはすごく複雑だけどちゃんとしていて、一生懸命な姿に翻弄されていい。
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