姫ちゃんのリボンレビュー
アニメのリボンは装飾されていた!
子供の頃、変身できるリボン憧れました。ただ、姫ちゃんは凄くおてんば
なのでどうしてもっと効率よく使えないのか子供ながらに心配でした。
アニメのりぼんですが、リボンの中央に宝石の様な飾りがありました。
きっと夢見る少女たちの為にキラキラを取り入れたのでしょう。
確かに原作のリボンはシンプル過ぎてとの事かも知れませんが、
私は個人的に原作の方がすきでした。男の子っぽい姫ちゃんらしくて。
魔法の国っていわゆる・・・
エリカから渡された魔法のりぼんですが、大人になり、魔法の国に
ついて真剣に考えると、もしかしたらそこはパラレルワールドじゃ
ないかなって思います。別の次元の別の世界ってことですね。
パラレルワールドなら魔法も使えそうですしね。
つまりエリカは別次元から来た異星人って事になりますね。
化学の分野でも異次元について議論されてるみたいですし、
もしかしたら魔法「の様な」技術が別次元からやってくるのかも
知れません。
やはり子供の頃考えていた単純な「魔法」と、大人になり
科学的に考える「魔法」って同じ憧れであっても違う存在に
なっていくものなのでしょうか。
小林大地って、いい男よね
子供の頃は気づきませんでした(汗)。
やがて大地も心強い協力者になってくれて、時には庇って
くれて叱ってくれて良い奴だな、位にしか思ってなかったけど、
成人してから読み返してみたら、すぐに恋しました。
こんな好青年、現実にはいない!女性の理想だ!と。
大地の優しさは、作者の水沢先生のお人柄が出ているんだなと
個人的には思います。
単純に姫ちゃんがヒロインで大地がヒーローだからくっついた、
とかではなく、あの二人だから惹かれあって助け合ってやがて
恋人同士に・・・といった展開がとても自然でほのぼのしていて
二人のコンビが大好きでした。
昭和の時代だからこそ描けた廃屋の存在
言うまでもなくこの作品のもう一つの顔とも言える廃屋。
最初は大地が秘密基地のようにして使っていて、やがて
姫ちゃんやエリカも出入りする様になっていきました。
この設定を、今の平成の時代に描いたらどうでしょう。
きっと保護者の方々からクレームが来るかも知れません。
もしかしたら大地達は厳重注意だけでは済まない可能性も
あります。
法律はあまり詳しくありませんが、例えば住居侵入、建造物
侵入で児童相談所へ・・・なんてこともあり得るのです。
平成ほど厳しくなかった子供への対応、人と人との繋がりが
あったからこそ描けた、今はもう表現できない青春の形の様な
気がして時代を感じずにはいられません。
昔なら空地や森の中、現在はネットの中が、現代の子供たちの
秘密基地なのかも知れませんね。
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