僕は好きです。 - 湾岸MIDNIGHTの感想

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湾岸MIDNIGHT

4.254.25
画力
3.75
ストーリー
4.75
キャラクター
4.00
設定
5.00
演出
4.00
感想数
2
読んだ人
2

僕は好きです。

4.54.5
画力
2.5
ストーリー
4.5
キャラクター
4.0
設定
5.0
演出
4.0

目次

車好きにはたまらない漫画

湾岸MIDNIGHTは漫画だけでなくアニメ、テレビゲームやゲームセンターのゲームなど、いろいろありますよね。僕はそのすべてを観て読んで、プレイしてきました。湾岸以外の車係のものもほとんど全部見てきたと思います。そんな車マニアの僕が読んで思ったのは、この漫画は、車好きが車好きのために作った話だなと(笑)

そう思う点は以下の通りです。

  • 車をある程度知っている人しかわからない専門用語ばかり
  • とても一般人の共感を得られないような表現を使っている

です。専門用語に関しては、10ページに2つぐらいは出てきてるんではないでしょうか(笑)また、高速道路をサーキットと言ったり、マフラーからの白煙を見て2st車と言ったり(笑)まあ、ほとんど北見さんが言っているのですが。とにかく独特の雰囲気を持った作品だと思います。だからこそ車好きにはたまらなくおもしろい漫画でした。

名言が多い

これは結構有名ですね。

北見さんのセリフが多いです。たくさんのモノを犠牲にして、たくさんの金と時間を無駄にしてもなお、自分が一番幸せだ。と、こんな感じのが多いですね。

あと、黒木くんも多いです。「パワフルなエンジンにただ単純に喜んで、その裏にあるエンジンの悲鳴が聞こえてなかったんだ」てセリフと「お前にはエンジンの声が聞こえないだろう。音じゃなくて声。世の中を走っているのが車なら、俺たちが走らせているのはくうるまじゃあないんだ」てセリフが好きです(笑)

もちろんほかの登場人物の名言もたくさんあります。

漫画を読んでると、鳥肌が立つような名言がいっぱい詰まっていますよね。

こんな方には向かない漫画

  • 車が特別好きではない方
  • 車は好きだけど、あまり詳しくない方

最初のほうにも書いた通り、車マニア向けの漫画です。これはこれでいいのですが、もう少し解説を入れるなどしてもいいんじゃないかな。と思います。

あと、古い漫画なので仕方ないかもですし好みの問題かもしれませんが、あまり絵が好きじゃありませんでした(笑)車や風景は普通なのですが、人の絵がいかにも古い感じですね。

まとめ

結構否定的というか、辛口な感想が多くなりましたが、僕はこの作品大好きです。なぜなら車が好きで1日中車のことを考えているような車マニアだからです(笑)

だからこそ共感できる部分も多く、この漫画の世界に入り込めたからです。

なので、車が好きな方にはとても面白い作品だと思います。

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「悪魔のZ」とライバルたちの人間性が楽しめます。

夏の夕方のニュースで毎年のように取り上げられている公道をサーキット化して走り回る「ローリング族」とは違い、舞台は首都高速。直線距離の長い湾岸線をスピード狂の「走り屋」たちが時速300Kmを超える速さの中でのバトルを描いていますが、主役の朝倉アキオが乗る「悪魔のZ」と言われる不思議な感覚を持つ車は乗り手の思い通りには動かず、自らの意思を持っている車で事故を重ねては次の乗り手へと繰り返すことから「悪魔のZ」と呼ばれるようになりました。ライバルとなる人たちを魅了し「悪魔のZ」に挑んで破れ車を降りて日常生活に戻っていく。特に「ブラックバード」と呼ばれるポルシェを運転する島 達也の職業は医者だったり、GT-Rを運転する秋川 零奈はタレントなどスピードに狂っている登場人物の職業は通常の会社員ではなく特別な職種の人たちが日常生活から離れてストレス発散する行為が描かれているような気がします。カーレースがしたいならレ...この感想を読む

4.04.0
  • おおぞらつばさおおぞらつばさ
  • 62view
  • 592文字

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