ディズニー以前の - 美女と野獣の感想

理解が深まる映画レビューサイト

映画レビュー数 5,784件

ディズニー以前の

3.03.0
映像
3.5
脚本
2.0
キャスト
2.5
音楽
2.5
演出
4.5

フランスで製作された実写版・美女と野獣。

白黒ではあるが、映像効果がしっかり仕事をしていて目に楽しい。CGのない時代にどうやって撮影していたんだろう?と想像をかきたてられます。

ただ、キャスト陣は美男美女なものの、あまり日本人好きはしないかもしれません……

また、恋愛描写もフランス映画らしく、「エッ ベルってばそんな簡単に乗り替えちゃうの!?顔が同じなら金持ちになびくの!?そんなちょうちんブルマーに!?!?」といった驚きがありました。

この作品ではガストンがすでに恋人であり、しっかり助けに来てくれるのですが、ラストがなんともかわいそう…

そう、王子と野獣は一人二役になっているのです。

そしてなんといっても、美術も衣装も豪奢で美しい!!

上述のとおり、ラストシーンで人間に戻った王子はちょうちんブルマーですが!笑

野獣の姿の方がちょうちんブルマーは目立たないのですが笑、ベルの宝石やドレスも凝っていて、戦時中~戦後の時期に撮られたとは信じがたい豪華さです。

ところどころ時代のギャップもあり、現代人にはシュールにうつるシーンもありますが、シュールな場面にツッコミをいれたり、アバズレなベルにも寛容になれる、懐の深い人は充分楽しんで観られるかと思います。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

関連するタグ

美女と野獣が好きな人におすすめの映画

ページの先頭へ