汚れなき悪戯の評価
汚れなき悪戯の感想
可愛らしい宗教映画
この時代のヨーロッパ映画は幼い子供とキリスト教に関する作品がとても多いような気がします。モノクロの子供が出てくるヨーロッパ映画は大抵キリスト教が関係します。これも例外なく宗教色が強い、というか、宗教映画ですが、とにかくマルセリーノの男の子が可愛らしいのです。いたずらっ子なのだけど、可愛くて仕方ない、そんな男の子です。そして主題歌の「マルセリーノの歌」がとてもいいです。恐らく一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。小学校でリコーダーの練習曲になっていたのを憶えていますが、大好きな曲でした。「禁じられた遊び」や「道」同様、映画史に残る名曲です。少し悲しげで、一度聞くと頭から離れません。
多くの方に是非見て頂きたい名作です!
1955年のスペイン映画でモノクロです。はい、古い映画です。でも古いからと言ってスルーしないで!白黒だからってスルーしないで!何しろ名作です。聖マルセリーノ祭の朝修道院の前に捨てられた赤ちゃんは修道士たちの手で育てられていた。5歳になった少年マルセリーノは元気なやんちゃ坊主に育つ。修道士たちに「屋根裏には入るな」と言われているマルセリーノ。そこはやんちゃ坊主ですからある日興味深々で屋根裏に入るわけですがそこにはキリスト像があって・・・という修道士と少年マルセリーノの日々の話なのですがラストは涙なしには見られません。エンディングには賛否両論あるかもしれませんがこの映画は14世紀イタリア中部ウンブリア地方で起こったと言われる奇跡を元にした小説が元になっているそうです。少年マルセリーノの愛くるしい表情と動きと、大胆なストーリーに感動します。是非多くの方に見てほしいです。この感想を読む
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