脇役木村の活躍に注目 - はじめの一歩 間柴vs木村 死刑執行の感想

大人気ボクシング漫画の外伝版、主役の幕の内一歩の活躍がメインの漫画だが、今回の主役はあまり目立たない木村が主役だ。そもそもなぜ木村がボクサーをすることになったかというところから話が始まる、木村は努力はするが、タイトルの挑戦には手が届いていないのが現状である。後から入門した一歩には日本王者のタイトルもとっている。そんなジレンマかやっとタイトル戦の話が舞い降りた。ただ、相手が悪い、一歩も新人戦で苦しまされた、フリッカーを武器とする間柴が相手である、ボクシングスタイルも同じアウトボクサー、相性も悪い。タイトル戦が決まって以来ナーバスになる木村に活路を見出したのが実家で飼っている魚である、必殺技を見出した木村に勝ち目があるのかという内容になっている。作品自体の声優陣は原作を読んでいる人、アニメのみ見ている人でも違和感なく見れます。むしろ、合っています。いつものはじめの一歩は、努力すればむくわれる、というイメージが強いですが、この外伝の話はどんな困難にでも逃げずに立ち向かうという強いメッセージが伝わる作品になっています。勉強、仕事でも嫌なことは沢山あるし、辛くなったりした時に見ると、元気が出る作品です。音楽も最高にカッコいいのでおすすっめ。