ひみつの友達
あらしのよるに、メイは古い小屋に逃げ込んだ。嵐が収まるのを待っているともう1人誰かが入ってくる。それがガブだった。お互い話している間に意気投合した2人は、翌日明るい陽の下で会うことを約束した。次の人、2人が【 あらしのよるに】の合言葉で再会したものの。メイはオオカミから逃げないと食べられてしまうヤギだった。ガブはヤギを食べてしまうオオカミだった。会った瞬間はとまどったものの、どこか似ていると感じていた2人はそのまま仲良くなり、こっそり会う秘密の友達になるのです。そのうち、お互いの仲間達に友達ということがバレてしまい、オオカミたちに追われながらも2人でこの土地を離れることを決意するのです。
映画のたった二時間に詰め込むにはもったいないストーリーです。原作はもっと長くて、お互いの友情を深めていくストーリーがたくさんあります。メイがガブに自分を食べるようにいうシーンはとても切なくなりました。
映画では女の子のはずのメイを成宮寛貴さんが声優をして、男の子?になっているのも違います。種族を超えた友情という難しいテーマをコミカルに可愛らしく描いています。子供たちにうけるように、作画もふわっとしたイラストの様な絵になっています。大人は深い意味も考えますが、子供なら素直に友情ストーリーとして楽しめる作品です。
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