こんな友情あり得ないけど、うらやましい - あらしのよるにの感想

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アニメレビュー数 2,474件

あらしのよるに

4.254.25
映像
3.75
ストーリー
3.75
キャラクター
4.00
声優
4.00
音楽
3.50
感想数
2
観た人
2

こんな友情あり得ないけど、うらやましい

4.54.5
映像
4.0
ストーリー
4.5
キャラクター
4.0
声優
4.0
音楽
4.0

児童文学としては、ややハードルが高いかと思う。

オオカミとヤギという食うものと食われるものが、友達となることは出来るのか。とても難しい話です。

こどもは素直に、ガブはメイを食べないよ、お友達だから。と言えるのですが、大人はそうはいきません。

すごくひねくれた見方をしてしまいます。実際には無理。これはおはなしだから。

ではおはなしとしては。とても面白い。アニメで動いてくれると、ガブのダメおおかみっぷりやメイの真面目さや素直さがより伝わってきて、この2匹だから友達になれるんだなあと納得させられるのです。

映画を見たんだけど、媒体によってラストが違ってたりがありますね。

あらしのよるにお互いの姿はわからない状態で友達になった2匹は、お互いの群れを裏切り、2匹で逃げることになります。

逃げる途中でケンカをしたりしながら、やがて追いかけてきたオオカミの群れに追い詰められる。

この、雪山の中を逃げる途中で、もう歩けない逃げられないと思ったメイがガブに自分を食べろ頼むところが、グッときます。

結局は雪崩がおきて、追手とともにガブが巻き込まれ、メイはひとりに。やがて年月が過ぎ、奇跡的にガブと再会します。

が、ガブは雪崩のショックからか、メイをわからず、ただのエサとして襲おうとします。

この辺はよくある展開ですし、いいけれど、メイが「いっそあのあらしのよるに出会わなければ」と叫んだことでガブの記憶が戻るというのは、キーワードに頼り過ぎなんでは?と思う次第。これも大人の目線なのか。こどもにはわかりやすくていいのかな。








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ひみつの友達

あらしのよるに、メイは古い小屋に逃げ込んだ。嵐が収まるのを待っているともう1人誰かが入ってくる。それがガブだった。お互い話している間に意気投合した2人は、翌日明るい陽の下で会うことを約束した。次の人、2人が【 あらしのよるに】の合言葉で再会したものの。メイはオオカミから逃げないと食べられてしまうヤギだった。ガブはヤギを食べてしまうオオカミだった。会った瞬間はとまどったものの、どこか似ていると感じていた2人はそのまま仲良くなり、こっそり会う秘密の友達になるのです。そのうち、お互いの仲間達に友達ということがバレてしまい、オオカミたちに追われながらも2人でこの土地を離れることを決意するのです。映画のたった二時間に詰め込むにはもったいないストーリーです。原作はもっと長くて、お互いの友情を深めていくストーリーがたくさんあります。メイがガブに自分を食べるようにいうシーンはとても切なくなりました。映画で...この感想を読む

4.04.0
  • まいぴんまいぴん
  • 167view
  • 553文字

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