あんちゃんの愛は永遠!確かにそこに愛はあった! - ひとつ屋根の下2の感想

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ひとつ屋根の下2

4.504.50
映像
4.50
脚本
4.50
キャスト
4.75
音楽
4.75
演出
3.75
感想数
2
観た人
4

あんちゃんの愛は永遠!確かにそこに愛はあった!

4.54.5
映像
4.0
脚本
4.5
キャスト
4.5
音楽
4.5
演出
4.0

目次

有名俳優陣が勢揃い!”家族愛”がテーマのドラマはこれしかない!

この作品はドラマの中でも代表的な作品です。出演者も豪華なメンバーです。後に皆さん大活躍する俳優さんばかりです。主人公の長男あんちゃんは、明るくて前向きで曲がった事が大嫌いな男です。真面目で純粋なところが魅力です。次男の雅也は、福山雅治が演じました。彼は昔から知的な存在で現在は、医者です。メガネをかけた雅也がとても魅力的で好きでした。三男の和也は、いしだ一成が演じイメージ通り、元気で不良っぽい男です。あんちゃんとは喧嘩をすることが多くて小雪を困らせていました。四男は、文也で山本耕史が車椅子の少年を見事に演じていました。普段は家で絵を描いて、小雪の家事の手伝いをしていた印象があります。文也の絵はとても綺麗でした。長女の小雪は、酒井法子で、兄妹思いの優しい姉で家事や洗濯、食事を担当していました。お母さんの様な優しい雰囲気と彼女の笑顔は視聴者の心を掴んでいました。本当は小雪だけ母親が違うという設定から、小雪を取り巻く恋愛話もあり楽しめました。あんちゃんと雅也は、密かに小雪に恋心を抱いていました。次女は小梅で大路恵美が演じました。小雪とは性格があまり似ていなくて対象的な印象を受けました。この6人兄妹がひとつ屋根の下で、懸命に生きる姿を描いた作品です。あんちゃんの人間性には惹かれますし、小雪のしっかりした性格に憧れ、雅也の抜群の頭脳とルックスには羨ましく思い、和也のすぐムキになる性格を可愛く思い、文也の絵の素晴らしさと障害を乗り越えた精神を尊敬し、小梅の可愛い笑顔と頑張り屋のところに関心しました。人間模様、恋愛、家族愛、様々な目線から見ることができて家族揃ってみることが出来る作品です。泣いて笑ってまた笑うといったイメージのドラマなので、気持ちを明るくしてくれると思います。

ずっと隠し続けていた小雪の切なく淡い恋心に気付いた雅也の心情

小雪は、他の兄妹と血の繋がりがありませんが、そんな事は一切きにせずに毎日を送ります。そうさせてくれるのもあんちゃんやみんなが本当の兄妹のように接してくれたからでしょう。この兄妹の愛はとても深いところで繋がり切っても絶対切れないくらいの太い縄のようなもので結ばれているのです。この作品をみた人はきっとそう思うでしょう。小雪とあんちゃんはクリーニング店をしていますが、長く一緒にいるせいもあるのか、小雪はあんちゃんのことが好きになってしまうのです。好きといってもお兄さんを好きとかではなくて、恋愛対象としてみるようになります。血の繋がりはありませんが、やはり兄妹ですし、小雪は自分の気持ちがなかなか伝えられずにいてもどかしく、切ない気持ちになります。さらに、小雪に恋をしている医者の雅也は、その事を知り自分の気持ちを抑えて小雪とあんちゃんを応援します。その姿は少し可哀想に感じましたが、雅也の性格上そうしてしまうのだろうと思いました。自分の気持ちを抑えてしまうところが雅也にはあると思います。どちらかというと私も気持ちを抑えてしまう方なので、雅也の気持ちが良く分かります。切ないです。

家族の中の恋愛がどう展開していくのか毎回気になっていましたが、結局は小雪が選んだ相手は、雅也でした。これはとても予想外過ぎて驚きました。絶対あんちゃんと結ばれるのだろうと思っていました。あんちゃんも実は小雪の事を妹以上に想いをよせていたのですから、両思いで結ばれて終わりだと予想していたのて何だかしっくりこなくて、複雑な気持ちでした。個人的にはあんちゃんより雅也の事が好きでしたので、結ばれて良かったのですが、、ずっとこの作品を見てきた私からするとそこはあんちゃんとハッピーエンドが良かったなというのが本心です。皆さんはどうでしょう。小雪が白血球になって命が危なかった場面も涙しました。小雪が一人一人部屋に呼び言葉をかけるシーンは、涙なしでは見れません。小雪の優しい笑顔に家族への愛が詰まっていることが本当に良くつたわりました。

障害を乗り越えて欲しいと願うあんちゃんの深く大きな愛

四男の文也は、車椅子という障害を抱えながらも懸命に日々を送っている中で、文通を通して友達になった女性がいます。その女性も障害を持っていました。目が見えなかったのです。文通の内容には、お互いが障害を隠していたことが分かった時、悲しい気持ちになりました。実際に会おうとなった時、文也は障害を持つ自分が恥ずかしくて会うことが出来ずに、代わりに和也に行ってもらうのです。相手の女性も障害を隠したかったという理由で変わりの子が会いにきたのでした。障害を持つ方は、自分に自信を持つことは出来ないのでしょうか。障害があっても文也は文也です。普通の人よりも絵を描く才能もあります。素晴らしいと思います。でも車椅子という障害をなかなか受け入れることは出来ないのでしょう。私も同じ立場なら、自信は持てないでしょう。あんちゃんは、そんな文也に愛のある言葉で障害を気にすることはないと伝えます。その愛の深さは真っ直ぐと弟に向かい伝えられ、弟を思う兄の姿に涙が止まりませんでした。あんちゃんの笑顔は大きな愛で溢れています。幸せな家族の形だと思いました。

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他のレビュアーの感想・評価

豪華すぎるメンバーのドラマ

ひとつ屋根の下の続編です。前回は、酒井法子演じる小雪が本当の兄弟じゃないことがばれて、兄弟がぎくしゃくしてバラバラになりましたが、達也がみんなの想いを込めてマラソンを走って、その頑張る姿を見てまた兄弟が元に戻るというところで終わっていました。今回は、新しく小雪の婚約者に宇梶剛さん、和也(石田壱成)の恋人的役に松たか子さん、一家に男なのに女の子として下宿した真澄(黒田勇樹)を加えてのドタバタあり感動ありのストーリです。小雪は達也のことが好きですが、小雪の気持ちに答えることが出来ないと言います。そんな小雪にお見合い話が持ち上がり、相手も小雪のことが気に入りますが、小雪が白血病ということが分かり、達也が小雪のことが好きだから婚約者には結婚をあきらめてほしいと言います。小雪は、達也が嘘をついていることを見破り、自分の病気が重いことを知ります。海外にいる雅也が小雪の病気を知り、帰国しました。雅也...この感想を読む

4.54.5
  • rika1117rika1117
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