とても名作
遊戯王シリーズでも一番と言っていいくらいの名作。5D’sは主人公を中心にとても変わっていてとても輝いている。
主人公不動遊星はカードが強いだけでなく人柄が良い。バーにて、主人公である自分が未成年であることと当時夕方の放送だったため子供が見ているであろうことからマスターにこう言い放つ。「ミルクでももらおうか。」ふとしたセリフであるが、このセリフは後の遊戯王アニメカフェにてメニュー化された。それもただの牛乳である。
しかし、不動遊星があるデュエルシーンで敵がゴミのような雑魚カードばかり役にたつわけがない、と言い放つのに対し、遊星は一枚一枚ちゃんと役に立つし、意味がないわけがないと反論する。そのデュエルでは遊星が言葉のとおり雑魚と呼ばれるカードで圧倒的に強い敵を倒して一枚一枚の雑魚カードにも意味があることを教えてくれた。
そんなシーンを幼いながらにみて感動した覚えがある。自分にも生きている意味があるかもしれない。そう気づかせてくれたのだ。
一人一人の絆を大切にする遊星の生き方に周りのキャラクターも勇気づけられ、変わっていく。ただのカードバトルアニメではない。もはや人のあり方を示唆する深い深いアニメだった。
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