前作に比べてしまうとコメディーさが増えた気が・・・
パイレーツ・オブ・カリビアン「呪われた海賊たち」の印象が強いからこそ余計なのか、
この「デッドマンズ・チェスト」をみたときに、少しファンだった心が薄らいでしまった作品。
というのも、キャプテンのジャック・スパロウのキャラクターが、笑いをとるような演出(セリフ)が増えたような気がするんですよね。
不思議で奇妙で、市民とは異なる少し怖さのある「海賊ジャック・スパロウ」が、かっこよくみえていたのに、映画館で笑いが起きるような作品になってしまったのは残念。
あとはストーリー的なものにも少し不満がありますね。
それならば、1作目で終えてしまっていた方がよかったのでは?と思う節もあります。
結局、何のために戦っているのか?何がしたいのか?さっき言っていたことは?と伏線もあったりするので、
観ている中で、あれこれ気になってしまって集中できていない自分がいました…
いまの伏線無駄いらないのでは?と思ってしまうところもあるので、スッとストーリーが入ってきていないのも事実。
ゾンビになったり、戦いのシーンなども、この作品になってから、若干チープに感じてしまったり、特殊メイク感が強く感じてしまったのも、ストーリーに入り込めなかったからなんでしょうかね。
以降、3作目、4作目とありますが、映画館に観に行ってまでという気になれない感じがしてしまいました。
音楽は迫力があって、本当にかっこいい!
映像と音はとっても合っているので、どきどき、わくわくはします。
だからこそ勿体ないなぁと感じてしまいました。
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