パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの感想一覧
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
フライング・ダッチマン号に関わった海賊たち
デッドマンズ・チェストとデイヴィ・ジョーンズデッドマンズ・チェストは英語のタイトルではDead Man's Chestとなっています。チェストには2通りの意味があり、ひとつは「蓋のある箱」、もうひとつは「胸」という意味です。デイヴィ・ジョーンズの心臓が入っている箱のことをデッドマンズ・チェストと呼んでいることから、「死人の箱」の意味が強いのではないかと思われますが、胸という意味があることも考慮するとデッドマンズ・チェスト自体がデイヴィ・ジョーンズの胸の役目をしているともとらえることができます。デイヴィ・ジョーンズはフライング・ダッチマン号の船長で、見かけはタコの化け物です。それが海の怪物と言われているクラーケンを使い他の船を襲うため、海を航行する船からは恐れられています。デイヴィ・ジョーンズの見かけがタコの化け物であることもあり、クラーケン=デイヴィ・ジョーンズ?とも思えますが、クラーケンはクラーケン...この感想を読む
前作に比べてしまうとコメディーさが増えた気が・・・
パイレーツ・オブ・カリビアン「呪われた海賊たち」の印象が強いからこそ余計なのか、この「デッドマンズ・チェスト」をみたときに、少しファンだった心が薄らいでしまった作品。というのも、キャプテンのジャック・スパロウのキャラクターが、笑いをとるような演出(セリフ)が増えたような気がするんですよね。不思議で奇妙で、市民とは異なる少し怖さのある「海賊ジャック・スパロウ」が、かっこよくみえていたのに、映画館で笑いが起きるような作品になってしまったのは残念。あとはストーリー的なものにも少し不満がありますね。それならば、1作目で終えてしまっていた方がよかったのでは?と思う節もあります。結局、何のために戦っているのか?何がしたいのか?さっき言っていたことは?と伏線もあったりするので、観ている中で、あれこれ気になってしまって集中できていない自分がいました…いまの伏線無駄いらないのでは?と思ってしまうところもある...この感想を読む
タコおじさんには度肝抜かされました。
この作品で一番印象に残ってるのは、やっぱりタコオッジさんと、クラーケン!でも本当は人間だったというから驚きました。くらい過去があったり誰も信じれないかわいそうな人で、なんだか切なくもなりました。でもクラーケンはかなり怖かったし迫力満点。次々食べちゃうし。ジャックが恐れて逃げようとするシーンも笑えたけど、ウィルが身代わりになって侵入したり前回でてきたバァルボッサ船長からブラックパール号をとりもどしたり。しかも死んでたと思ってた前回でたバァルボッサが生きてたことがまず驚きだったんですがね。猿が出てきたときまさかねと思ってたんですが、前回に続き今回の作品も最高の作品でした。前作見たなら見るべきです。次も見たくなります。
わくわく海賊物語の第2弾!
深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズ編。1作目では、ジャック・スパロウはただただ変だけどかっこいいといった感じでしたが、この作品では、さらにジャックの内面に踏み込んで人間らしさを見ることができます。しかし、これは3に続いているので、続けて見ることをおすすめします。これ単品では、謎が残り過ぎるからです。CGがフル活用されていて、悪霊たちはアニメを見ているような気分に。別に、ああいった敵じゃなくっても良かったのではないか。最初の島で原住民の食人族に食べられそうになるところは面白かったのですが、途中から失速する感じ。でも、次も観ようと思えるくらいには面白かったですよ。