銀魂のネタにもされたけどやっぱりヒーローなキン肉マン
私が読んでいたのは、中学1年の時で部活の先輩から「面白いから読んでみ」というので読んでいたら、はまってしまった。もともとプロレスが好きだったので、キン肉マンが繰り出す技が、テレビで中継される普通の人間が出す技とは全く異なるし、人間だったらそんな技できるわけないだろうと突っ込みを入れるものの、キン肉マンがダメダメキャラから、どんどん戦いの中で、成長していく姿は、思春期で多感な年頃でどうしたら自分はもっと成長できるか悩んでいる時に読んだので、「キン肉マンみたいに成長したい」と思わせてくれた。
私の中での最高の悪キャラは、やはり阿修羅マンであろう。
他にも悪キャラはいるし、キン肉マン自身も戦いづらい敵はいたけれど、阿修羅マンに関しては、悪キャラでありながらも途中から善良キャラに変貌していて、あんなに怖い顔がぐるぐる回って、キン肉マン達を翻弄し、筋肉バスターをいとも簡単に逆転させて阿修羅バスターにしてキン肉マンを苦しめたにも関わらず、急にいい人になってキン肉マン達の危機を助けるというのは、「ちょっと都合よくない?」とも思わせられるものであったが、後々読んでみると、「お前、実はいいやつだったんだな」と感心させられた。
キン肉マンの連載が終了してから、続編的に「キン肉マン二世」が連載されたが、それもやっぱり面白い。
また、キン肉マンネタは、現在週刊ジャンプで連載されている「銀魂」で、ネタにされたことがあり、坂田銀時の友人である
「マダオ」が女子高生に誤って筋肉バスターをかけてしまうという裁判ネタに使われている。この漫画は、ある意味いろんな漫画に深い影響力を与えていると思われる。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)