たとえ勝てなくても勝つ!勝てば負けない!
花中島マサル
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『セクシーコマンドー外伝すごいよ!! マサルさん』とはうすた京介の作による日本のギャグ漫画である。週刊少年ジャンプにおいて1995年から1997年の間に連載され、コミックスは全7巻、発行部数は累計で700万部以上を記録している。1998年には深夜枠ながらもアニメ化され、また2008年に全5巻の完全版も刊行されるなど1990年代を代表するシュールギャグ漫画として読まれ続けている。 本作のあらすじは基本的に1話ないしは数話程度での読み切り完結のギャグ漫画という構成なので目立ったものはないのであるが、セクシーコマンドーという本作において提示されたオリジナルの格闘技を軸に主人公の花中島マサル(セクシーコマンドー部部長)や藤山起目粒(フーミン)らを中心にわかめ高校での学校生活が描かれる。セクシーコマンドーというのは究極の格闘技とされており、相手を隙だらけにさせるためにありとあらゆる奇抜な手を講じるというものである。
「うすた京介は天才」という言葉を何人から聞いたかもう覚えていないほど、漫画が少しでも好きな人は必ずギャグ漫画のターニングポイントとしての作品にすごいよ!!マサルさんを上げる。マサルさんがジャンプで連載開始したときの衝撃と言ったら相当なもので、とにかく訳が分からないギャグでちゃんと笑わせ、フーミンが必死に全身でツッコミつつも、徐々にマサルさんに染まっていく姿は、当時の読者そのものだったのだ。謎が多いキャラクターというのは昔から魅力的な物であるが、底抜けに明るく謎の言動しか言わないマサルさんのキャラクターは唯一無二の存在で、ものすごい勢いでギャグ漫画の常識を覆していったその様を、当時のジャンプ読者はみんな感じており、即座に人気漫画となった。しかし、まだ若かったうすた京介は週刊連載のギャグ漫画のページ数と編集部の方針とを飲み込めていないような、そんな消化不良を感じさせる連載へと徐々に変化して...この感想を読む
わかめ高校2年生の花中島マサルことマサルさん藤山起目粒(ふじやまおこめつぶ)ことフーミン(げろしゃぶというあだな候補もあった 笑)近藤真茶彦(こんどうまちゃひこ)ことマチャ彦磯部強(いそべつよし)ことキャシャリン北原ともえこそモエモエそして謎のマスコットメソ達からなるセクシーコマンドー部のお話です。この時点でなんだそりゃって感じなんですけど内容は完全に小学生の発想というか、とにかくふざけています。笑何から何までふざけていて、ぶっとんでいて、ばかばかしくて、笑えるそんな感じの漫画です。当時深夜番組のコーナーでアニメ化して、大好きでそれも見てました。興味あるかた是非よんでください!!
1990年代の半ばに差し掛かって、ギャグ漫画界に衝撃が走ります。今のギャグ漫画の流れにも大きな影響を与えたのではないでしょうか。ギャグの内容のシュールさと、嵐のようなテンポ感とテンションで前編進んでいきます。ギャグ漫画の命とも言える、ギャグがとりあえず笑えます。今読み返しても古さを感じさせずに笑うことが出来ます。立ち読みで思わず爆笑してしまった数少ない作品の一つです。この第一巻では主人公?の藤山起目粒と花中島マサルとの出会い、セクシーコマンドーとの出会いが描かれています。この巻終わってまだ主要キャラが全員揃っていないのはかなり驚異的です。これから更に面白くなっていきます。
よみがな:はななかじままさる 年齢(作品時):高校2年生 性別:男 住まい:毛布を被った家 所属:セクシーコマンドー部 性格:変人 ポリシー:両肩に謎の輪「チャームポイント」をつけている 特徴:上半身のみに部のユニフォームである紳士用肌着を着用 趣味:奇妙な歌を自作 特技:変なあだ名を付ける 癖:常人には理...
よみがな:ふじやま おこめつぶ 年齢(作品時):16 身長:172 性別:男 国籍:日本 所属:セクシーコマンドー部 特徴:ツッコミ 特技:ツッコミ 物語上での目的:主人公へのツッコミ トラウマ:めその変態
花中島マサル
部費の件で野球部に試合を申し込まれ、勝てる見込みのない試合を顧問が受けてしまう。なぜ野球なのか、勝てるわけがないと諦める部員達に言った一言。
花中島マサル
主人公マサルが、仲間たちが募ったところで、「空手部」を勝手に「セクシーコマンドー部」に改名して士気をあげようとしたところ、空手部所属の真茶彦に妨げられたが、一喝して納得させた。その際のセリフ。