何度見ても
お金がないは何度も再放送されているけれど毎回見ても飽きないと思う。お金がない頃は小さなことでも喜びが大きいけどいざお金を手にしたら見えなくなってしまうんだなと子供ながらに感じたのを覚えています。
織田裕二さん演じる健太郎の演技が好きです。楽天的で一生懸命な健太郎はどんくさいながらに弟達のために汗水たらして働いたあげく会社は倒産するし借金取りに追われて家賃も払えず喰い逃げを子供と一緒にするという今の時代には描かれないような脚本なのも見どころなのかなと思います。
意外な才能が見つかり激変する程お金持ちになるなんて事、夢のような羨ましい事だけれど結局ボロボロの家が恋しくなるなんて。お金があっても時間がなくすれ違いも増えてしまう。両極端な話だけどどちらがいいかなんて難しいところですね。普通が1番幸せなんだなとこのドラマで勉強させられましたね。普通の幸せが1番難しいのかもしれないけれど。殺伐とした所で働いている人は表情も違うし人が変わったかのようになるシーンは演技力があるなと思うところでした。とことんついてないけど美智子の支えが素敵ですね。最終的に略奪して貧乏な暮らしをするのもベタというか予想しやすい展開かな。
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