掛居君のいない大学は白黒写真みたいに寂しくて
園田なるみ
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あすなろ白書は、主人公に石田ひかり、筒井道隆、西島俊秀、木村拓哉、鈴木杏樹が主なキャストで、大学生の恋と苦悩と甘酸っぱく若さゆえ切なくチグハグする関係を描いた月9のドラマである。原作は柴門ふみ、主題歌は藤井フミヤのTure Loveである。 姉と二人暮らしで一浪で大学に入学した園田なるみ(石田ひかり)は学内であすなろ会のメンバーに出会う。掛居(筒井道隆)と惹かれあい付き合い始める。取手治(木村拓哉)は密かになるみに思いを寄せ、時折思いの強さから、掛居とバトルが繰り広げるれる。掛居となるみが別れた後に、取手の熱い想いが届いて付き合う。しかしなるみの掛居への想いがまだ強い事に気づき自ら身を引く。 松岡財閥の御曹司の松岡(西島俊秀)は掛居に想いを寄せているゲイで、これを知っているのは、外交官志望の賢い学生の東山星香(鈴木杏樹)だけ。途中で松岡は死んでしまう。掛居は途中で退学後、京都の大学へ行き皆バラバラになる。それから時が経ち大人になり再会する。恋模様のもつれともどかしさが醍醐味の作品である。
主題歌がたまらなく切ないメロディーで涙が止まりませんでした。この作品は当時私が小学生高学年の頃の作品です。欠かさず毎週見ていました。とうじ、私はSMAPの木村拓哉の大ファンでした。それが理由で見ようっ思ったのがきっかけです。学生同士のの恋愛ドラマでした。主題歌を藤井フミヤが歌いましたが、その低くて素敵な声とメロディーを聞き、一気にファンになりました。そのくらい、この作品には藤井フミヤさんの低い声がぴったり合っていたと思います。不思議と切ない気持ちにさせてくれて、自然と涙が流れました。小学生の私は、ドラマを見て泣いたのはこの作品だけです。あのメロディーと複雑に絡み合う男女の恋愛観がとても魅力的で、目が離せませんでした。藤井フミヤさんの歌う主題歌、TRUE LOVEはかなりヒットしていたのを覚えています。私もCDを購入しました。当時は誰もがこのあすなろ白書を知っていて、”あすなろ白書”といえば、藤井フミヤ...この感想を読む
主役は誰?あーっ。イライラするっ。なんだってこんなにくっついたり離れたりするの?シャープペンを貸してくれた青年と再会して恋に落ちるっていう設定は分かるけど、どうなったらあんなにややこしく出来るんでしょう。大体、なぜ掛井保があんなにモテるのかが分からない。長年付き合ったトキエを振ってすぐになるみと交際って。それなのに今度はなるみとは釣り合わないとイジイジする所がはっきり言って嫌いです。男らしく決断するべきです。それなのに、トキエもなるみも松岡もどうして保が好きなのか私にはサッパリ分かりません。青春群像劇というのはこういうものかもしれないけれど、ただくっついたり離れたりする事だけが青春なんでしょうか?それになるみもなるみです。保と別れたからと言ってすぐに取手と付き合うなんて。それもどうなのかと思いますし、けっきょく取手とも別れてやっぱり保が好きっていうのも理解出来ない。一体、保のどこにそこ...この感想を読む
年齢(作品時):20歳 性別:男 所属:青教学院大学 性格:お調子者だが根は優しい青年。非常に一途な性格。 特徴:大きな黒縁眼鏡 価値観:松岡の死を機に、青年海外協力隊に興味を持ちケニアへ旅立つ。 愛車:ベスパ。 ライバル:掛居とはなるみをめぐり対峙することが多い。自分とは対照的に女性に人気のある掛居に...
年齢(作品時):20歳 性別:女 所属:青教学院大学 性格:サバサバしているが本当の感情を表に出すのは苦手。 特徴:外交官をめざしている才女。 価値観:クリスマスイヴに自暴自棄になった松岡を慰める形で結ばれ、妊娠。松岡の死後、出産のため実家の神戸に帰省する。社会人となってからは、東京に戻り大学教授の...
年齢(作品時):20歳 住まい:東京 所属:一浪し私立の青教学院大学に入学する。 性格:恋人がいながら合コンに参加したり、なるみに突然キスをするなど思わせぶりな行動をとり掴みどころがない。なるみ曰く「顔のわりにモテる」。 特徴:アルバイトをしながら大学に通う苦学生。 学歴:学費を払えなくなり大学を退...
園田なるみ
ふとした出会いから知り合い、惹かれるが、彼女がいて、嫌がらせも受けても、素直な好きという気持ちで結ばれる。 経済的事情から、大学を辞めてしまった掛居君に対してのセリフ。
取手治
掛井にフラれたなるみを公園のブランコの前で後ろから抱きしめながら行ったセリフ。
掛居保
星香と掛井くんがあすなろ会のことについて話している。