ヴァンパイア
この作品は人間と吸血鬼、両方の生き方をした女の子、(優姫)を描いた漫画だと私は思います。
一巻の冒頭で優姫が雪山で吸血鬼に襲われているシーン。
で吸血鬼はやはり危険なんだと読んでて思いましたがこの作品では吸血鬼にも階級があるそうで、純血種、貴族階級、一般階級、元人間、レベルE。
*人間が貴族、一般の吸血鬼に噛まれても吸血鬼にならないが人間が純血種に噛まれると吸血鬼になり最後はレベルEと化して自我を失う。
純血種:人間の血が混ざっていない吸血鬼
貴族、一般:人間と吸血鬼の血が混ざっている吸血鬼
元人間:純血種に噛まれた吸血鬼
レベルE:元人間の成れの果て
主人公はレベルEに襲われたことになりますね。
ですがこの時の優姫は吸血鬼ではなく人間になっていて、更に記憶をなくしているため、今自分がどんな状況下にあるかわからなかったんだと思います。ちなみにこの時助けてくれたのが純血種で優姫の想い人、玖蘭枢です。
8巻で枢に血を吸われ、更に枢の血を飲んだ優姫ですが、もともと玖蘭の血筋の子だったので純血種の吸血鬼に戻り記憶も無事戻りました。
優姫の幼馴染の男の子、霧生零はハンター協会とい主にレベルEの吸血鬼を退治する協会に属する有名な夫妻の双子の兄でした。ですが緋桜閑という純血種に家を襲撃され、零は閑に噛まれ、双子の弟は閑に攫われました。
零は黒須灰閻に引き取られました。
一巻からさまざまな恋が描かれていて、最後の展開驚かされました。
優姫は零と枢の子供一人ずつ産んでいて、零を看取った後吸血鬼の生を全うし、自分の命と引き換えに枢を
人間にしているのです。
絵も綺麗で読みやすく、日常生活にありえない展開なので読んでていろんな感情が出てくると思います。
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