バクマン。
原作に忠実で、ストーリーは面白い。 作画や音楽などの技術面も特に問題ないです。 OPとEDも良かった。 しかし、原作をアニメ化するメリットがあまり感じられない。アニメという媒体がもつメリットを最大限に生かすのが難しい。 なんせ動く意味があまり無い。 作品内に出てくる各作家が書いたマンガを独自に動かせるのはメリットだが、正直それ以外は漫画版に声が付いただけという印象。 よく言えば原作に忠実。悪く言えば、面白みがない。 もう少しアニメ版ならではの面白さを求めてもよかったのでは?
さらに2ndシーズン3rdシーズンと個人的にはパワーダウンしている感じがしてしまった。しかしやはり人気漫画のアニメ化ということだけあって、漫画自体がとてもおもしろいのと、主題歌がとてもいいこともあってとても楽しく見ることができました。終盤がすこし駆け足で終わらせた感じもしてなんだかもったいないなぁという印象も受けた。もう少し時間をかけてしっかりやってほしかったと思う。製作陣(特にシリーズ構成の吉田玲子さん)との相性に一抹の不安があった。真面目にキッチリと仕上げる人達なので・・・。しかしきっちりとした感じがでたいいアニメになったと思います。
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