トランスフォーマー ギャラクシーフォースのあらすじ・作品解説
「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」は、2005年1月8日から12月31日にかけて放送された、ロボットアニメ作品である。総監督は「デジモンアドベンチャー」や「遊☆戯☆王」シリーズで有名な角銅博之。監督は小野学、制作はGONZO。 この作品は、タカラトミーより発売されている変形ロボット玩具「トランスフォーマー」シリーズのアニメ化作品である。ロボットであるトランスフォーマーが3DCGで制作されており、高いグラフィックによる必殺技の動作や変形バンクなど、滑らかで迫力のある映像が高く評価された。 物語は、突如出現したグランドブラックホールにトランスフォーマーの故郷セイバートロン星が飲み込まれそうになり、ギャラクシーコンボイ率いるサイバトロンが地球へ避難するところから始まる。宇宙を舞台にしたサイバトロンとデストロンの激しい攻防を描く。 アニメ全52話を収録したDVDは全13巻にて発売。劇中に登場するトランスフォーマーたちのロボット玩具も多数展開された。
トランスフォーマー ギャラクシーフォースの評価
トランスフォーマー ギャラクシーフォースの感想
手を取り合い、救うは宇宙!
プラネットフォースよ、概念すら変える奇跡を見せたまえ本作のキーアイテム「プラネットフォース」は、トランスフォーマーにとっての創造主・プライマスのスパークの欠片。4つに分けられたそれらをチップスクウェアというアイテムにはめ込み、更にそれをプライマスに授けることによって、やがては全宇宙を無にしてしまうグランドブラックホールを完全消去することさえ可能となる。ただ、これは厳密には違う意味合いがある。そもそもグランドブラックホールとは、正義と悪の力関係のバランスが崩れたことで生じた歪みである。正義と悪の力関係のバランスが乱れたことで発生したグランドブラックホールは、"時間"を消してしまうという超常現象のような存在であり、トランスフォーマーの科学力でも太刀打ちできない。科学力で太刀打ちできないのも仕方ないだろう。なにせ、発生した原因は科学的なものではないのだから。もはや概念の乱れによるものといえる。概...この感想を読む