甘酸っぱい気持ち
鉄楽レトラを読んでまず思うことは青春の甘酸っぱさだと思われます。学生時代を今振り返ると、やり残したことや、後悔してることがたくさんあります。そんな前に進みたいけど1歩が踏み出せない…もどかしい思いをこの漫画を読んで思い出しました。主人公や、その周りの人みんなが何かしらの苦悩を抱えていて、それを誰も理解してくれないと思い込んでしまって…私も学生時代そう思ってました。でも大人になって思い返せば、きっと誰でもそんなことなかったなと思うのではないでしょうか。私が心にグサッと突き刺さった言葉があります。それは「あの日…あの人に会えて良かった」というフレーズです。登場人物みんなが、何かしらのコンプレックスを抱えてます。それを受け入れてくれる人に出会えた時に、人生はきっと180度大きく変わるのかなと感じました。自分に置き換えても、周りでさえも、やはり大小関わらずにコンプレックスはあると思います。それと上手く付き合っていくことが出来ない人も世の中にはたくさんいます。私もその1人です。それでも、そのコンプレックスを素敵だ・綺麗だと言ってくれる人は何処かにいます。そんな人に出会う日が楽しみになるような、そんな漫画です。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)