天真爛漫な犬に右往左往させられる
主人公の犬【バウ】風貌はブルテリアで白黒の野良犬。性格は破天荒、天真爛漫、食い意地のはったゲスな犬(駄犬)バウは人によって性格を使い分けており自分が尊敬する相手や利用できそうな相手には媚を売り、自分より格下だと思う相手には小馬鹿にするところがあります。
実際にブルテリアの野良犬なんてみたことないですが…野良犬が主人公だなんて時代を感じますね。
アニメの主な登場人物
【犬神さやか】小学生の女の子、性格は優しくて明るくて元気、おてんばで男の子と混ざって遊ぶぐらいやんちゃ。小学校に入り浸っていたバウを小学生のみんなで順番に連れて帰っていたところ学校一金持ちのさやかの家をバウが気に入りそのうち入り浸ることに
【犬神大五郎】さやかの父で成金おやじ、見た目は強面(原作だと組長)バウとは犬猿の仲、お金大好きで金儲けのためならバウとも協力することもある。一人娘のさやかを溺愛しすぎてヒートアップしすぎてしまうところがありさやかからピアノの発表会を出禁にされてしまう。(♯28回 バウは天才ピアニスト)
【サブ】大五郎の子分で右腕の存在、大五郎を「おやっさん」と呼び慕う(♯29回 バウ怪人物をおう)の回ではサブが何故大五郎を慕っているのか触れる。
【おばあちゃん】大五郎の母、これまたバウとは犬猿の仲
【ブーマー】大五郎が飼っている犬(セントバーナード)おっとりした性格で少々どんくさい、かなりの大食い
【シェーン】同じく大五郎が飼っている犬(アフガンハウンド)綺麗好きで下品なことはしない少々ヘタレ。
アニメの部類としてはギャグアニメですね。特に大五郎とバウは犬猿の仲でお互いに格下に思い、しょっちゅう小競り合い。でも最終的にはいつもバウが勝って大五郎は悔しそう。基本的にはさやかの前では芸もするしいい子ちゃんだけど時々言うことをきかないという駄犬ぶり。
ストーリー展開としてはバウがイタズラして色々な人に迷惑をかけてしまうが誤魔化してなんとかその場しのぎをして結果的になんとかなったり、結局めちゃくちゃになって終わったりとさまざま。
基本的にギャグアニメなので最初から最後まで面白おかしく見ることができます。
また、バウは大人のセコイところや悪いことをしようとしているところに登場し、当の本人は全く成敗しているつもりはないのに結果的に悪人を退治してしまうという、見ている人がスカッとする展開になることも多いです。
ごくたまに感動する回も登場し(♯32回 バウとさやか別れの日)、いつもと違った楽しみ方もできました。ただし最終回はあっけなくなんともせつないものでした。
思いっきり笑いたい、ほっこりほのぼのとた気持ちになりたい方には是非おススメしたい作品です。
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