平成イヌ物語バウのあらすじ・作品解説
平成イヌ物語バウは、1993年10月14日から1994年9月22日にかけてテレビ朝日系列で放送された、加賀剛監督によるブルテリア犬がモデルの「バウ」が主役のコメディアニメである。原作は「ビックコミックスペリオール」で連載されていた、テリー山本原作の漫画作品。単行本は全11巻。 このアニメは、売れない漫画家の倉元が住んでいるアパートの前に寝そべっていたブルテリア犬を、バウバウ吠えることからバウと名付けて飼い始めるところから始まる。そして、ふらっと居なくなったかと思うと今度はヤクザの犬神の家にもぐりこんでしまい、犬神の愛娘である「さやか」に気に入られその家に腰を落ち着けることとなる。何かと問題を起こすトラブルメーカーのバウを中心に、様々な人との関わりをギャグテイストに描いていく物語。 放送回数は全40回でエピソード数は全80話あり、さらに1994年8月20日には原始時代が舞台の「原始イヌ物語バウ」が映画アニメ版として公開された。
平成イヌ物語バウの評価
平成イヌ物語バウの感想
天真爛漫な犬に右往左往させられる
主人公の犬【バウ】風貌はブルテリアで白黒の野良犬。性格は破天荒、天真爛漫、食い意地のはったゲスな犬(駄犬)バウは人によって性格を使い分けており自分が尊敬する相手や利用できそうな相手には媚を売り、自分より格下だと思う相手には小馬鹿にするところがあります。実際にブルテリアの野良犬なんてみたことないですが…野良犬が主人公だなんて時代を感じますね。アニメの主な登場人物【犬神さやか】小学生の女の子、性格は優しくて明るくて元気、おてんばで男の子と混ざって遊ぶぐらいやんちゃ。小学校に入り浸っていたバウを小学生のみんなで順番に連れて帰っていたところ学校一金持ちのさやかの家をバウが気に入りそのうち入り浸ることに【犬神大五郎】さやかの父で成金おやじ、見た目は強面(原作だと組長)バウとは犬猿の仲、お金大好きで金儲けのためならバウとも協力することもある。一人娘のさやかを溺愛しすぎてヒートアップしすぎてしまうと...この感想を読む
バウのすっとぼけた感じが面白かったです。
主題歌OP曲『大キライ』が好きでした。ずっと頭の中をぐるぐるする感じの歌詞です。バウの、トラブルメーカーな感じなのに、憎めない感じとか、時々見せる優しい感じとかがほっこりして好きです。バウのあの不細工な顔が、良い味を出して、そして楽しいし、時々悪い奴をやっつけたりもするし、やっぱり、憎めないので良いです。なかなか癒し系でした。小学生の頃、毎週楽しみにして、欠かさず観ていました。基本的に、へたれなバウが頑張る瞬間はあんまり無いっちゃ無いんですが、頑張ると面白いです。好きなアニメでした。そして、夏休みや春休みになるとよく、再放送していました。
平成イヌ物語バウの登場キャラクター
犬神大五郎
よみがな:いぬがみだいごろう 性別:男性 国籍:日本 所属:犬神組 性格:大人げない ポリシー:義理堅い 特徴:すさまじくモノを大事にしない 価値観:娘を溺愛している 物語上での目的:いつの間にかカタギになっていた 苦手:頑固な叔母
犬神さやか
よみがな:いぬがみさやか 性別:女性 国籍:日本 所属:暴力団の娘 性格:わがままな性格 ポリシー:芯が強いしっかり者 特徴:当初からバウを気に入っている 価値観:金でなんでもできると思っている 祖母:おばあちゃんっ子 実質:犬神家最強の権力者