感動の一言
山田悠介といえば『リアル鬼ごっこ』とかホラー?系が多いイメージがありますが、これは感動してリアルで泣いてしまいました。
まず主人公は家庭をかえりみずに仕事一筋の男性。妻と子どもがいる三人家族。しかし、大地震で妻を亡くし子どもを1人で育てる事になります。
そこへ現れたのが中年の女性。主人公の妻の知り合いだと名乗りお節介を焼きます。最初は嫌がった主人公ですが、徐々にその女性に好意を持ちます。しかしその女性が妻の知り合いではなく、赤の他人だと知った後…という物語です(笑)
最後はそうきたか!!という結末ですが、絶対泣けます。今まで見てきた中で1番感動した作品です。
そして、小ネタですがこの話予言してるんです。地震の話が出てきましたが、これが東日本大震災とよく似てるんです。これは驚きでした!
現代の日本は共働きや片親で働いてる方が多いと思います。主人公は料理もしたことなければ、洗濯すらしたことない人でしたが、どう自分の子供と向き合うのか、どう育てればいいのか考え奮闘してる姿も見えます。そして最後は感動的なシチュエーションと会話。その情景を浮かべるだけでも涙が出てきます。最近泣いてないなと感じてる方にオススメです。
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