その時までサヨナラのあらすじ/作品解説

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その時までサヨナラ

4.174.17
文章力
4.17
ストーリー
4.00
キャラクター
4.50
設定
4.50
演出
4.00
感想数
3
読んだ人
6

その時までサヨナラのあらすじ・作品解説

その時までサヨナラは、2001年にリアル鬼ごっこでデビューを飾った後数々のホラー作品を世に送り出した山田悠介によって執筆された小説である。本作品は著者が初めて家族の絆をテーマに取り入れた恋愛小説で、文芸社より2008年4月に単行本が発売され、2012年2月には文庫本が発売されている。 家庭を顧みず仕事に打ち込む主人公森悟は、別居中の妻(亜紀)を列車事故で亡くしてしまう。後に遺され心に傷を負った幼い一人息子(裕太)は悟にとって仕事の邪魔としか思えない存在であったが、亡き妻亜紀の親友と名乗る謎の女性(宮前春子)の登場によって事態は思いがけない方向へ動き出し、冷え切った父と息子が親子の絆を取り戻していくというあらすじとなっている。 2010年にWOWOWのオリジナルドラマ制作プロジェクトによってドラマ化され、北村一樹や栗山千秋が出演している。ドラマメイキングの特典映像を収録したDVDがポニーキャニオンより発売されている。

その時までサヨナラの評価

総合評価
4.174.17
(3件)
文章力
4.174.17
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.504.50
設定
4.504.50
演出
4.004.00

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その時までサヨナラの感想

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感動の一言

山田悠介といえば『リアル鬼ごっこ』とかホラー?系が多いイメージがありますが、これは感動してリアルで泣いてしまいました。まず主人公は家庭をかえりみずに仕事一筋の男性。妻と子どもがいる三人家族。しかし、大地震で妻を亡くし子どもを1人で育てる事になります。そこへ現れたのが中年の女性。主人公の妻の知り合いだと名乗りお節介を焼きます。最初は嫌がった主人公ですが、徐々にその女性に好意を持ちます。しかしその女性が妻の知り合いではなく、赤の他人だと知った後…という物語です(笑)最後はそうきたか!!という結末ですが、絶対泣けます。今まで見てきた中で1番感動した作品です。そして、小ネタですがこの話予言してるんです。地震の話が出てきましたが、これが東日本大震災とよく似てるんです。これは驚きでした!現代の日本は共働きや片親で働いてる方が多いと思います。主人公は料理もしたことなければ、洗濯すらしたことない人でしたが...この感想を読む

4.54.5
  • RilthRilth
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  • 505文字

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