ダメ母ばんざい!な育児エッセイ
作者 東村アキコと一人息子ごっちゃんとの掛け合いがとにかく面白い育児エッセイ、通称ママテン。
本人がはっちゃけた人なだけに、子育ても枠にとらわれない自由な子育て。
息子とうまい棒を取り合ったり、
息子に宝塚メイクを施したりと、
とにかく毎日を喧嘩しながらも楽しく過ごしているのがとても、よく分かります。
注意しなければならないのは読む場所!
時折ブフッ!!!と吹き出したくなるような、ギャグ漫画並みの笑いを繰り出してくるので、電車の中や公共の場だと笑いをこらえるのが大変かと思います。笑
実際、わたしにもやんちゃ盛りの3歳児がおりますので、ヘタに子育て指南本を読むより、共感して笑えるママテンの方がよっぽど励みになる!笑
育児エッセイなので、楽しいことだけでなく、子育てをする中でぶつかる悩みや、周囲の目など、隠しもせずに赤裸々に描かれています。
でも、だからこそ漫画家という一般人と少しばかり住む世界の違う人でも、同じように悩み、同じように子どもの成長に親バカになっちゃうところが等身大で感じ取れます。
また、元々は少女マンガ?のジャンルだと思いますが、内容がサバサバしていて笑いもたくさんあるので、パパが読んでも面白いかと。
実際、わたしの旦那も東村アキコを知らないけれど、ママテンは一晩で読破しました。笑
親近感の持てる構成なので、ごっちゃんが親戚の子どものような感覚で読み進めていたため、ごっちゃんが就学するのを機に、連載をが終了となったのは、本当に残念でした!
続編もまだまだ読みたい!
そう思えるエッセイとなっています。
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