ママはテンパリストの感想一覧
漫画「ママはテンパリスト」についての感想が5件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
ごっちゃんの魅力にメロメロなのよォ
子持ちの方も独身の方も楽しめる一冊なのよォ『ママはテンパリスト』はれっきとした子育て漫画だが、はっきりいって子供がいようがいまいが楽しめる一冊だと思う。基本的には、筆者・東村アキコと、愛息・悟空くんことごっちゃんの日常が終始コメディタッチで描かれている。ごっちゃんが主役かと思えば、ミステリアスな担当・Sさんやコーラスの編集長といったユニークな実在の人物たちが欠かさず描かれたり、ほぼ一冊に一度の割合で増ページに戸惑い嘆く東村アキコの姿も見られたりもする。ギャグ漫画家・東村アキコの面白さがこの一冊に詰まっている、といっても過言ではない。ギャグ漫画をして、「このギャグのどこが面白い」と示すのは非常に難解だ。プロのコメディアンや漫才師のタマゴであればそこらへんをきっちり分析してくれるのだろうが、あいにく筆者は面白い物事を理屈に変えて考えるのが非常に苦手な人間であって、東村アキコのギャグ漫画の面...この感想を読む
ダメ母ばんざい!な育児エッセイ
作者 東村アキコと一人息子ごっちゃんとの掛け合いがとにかく面白い育児エッセイ、通称ママテン。本人がはっちゃけた人なだけに、子育ても枠にとらわれない自由な子育て。息子とうまい棒を取り合ったり、息子に宝塚メイクを施したりと、とにかく毎日を喧嘩しながらも楽しく過ごしているのがとても、よく分かります。注意しなければならないのは読む場所!時折ブフッ!!!と吹き出したくなるような、ギャグ漫画並みの笑いを繰り出してくるので、電車の中や公共の場だと笑いをこらえるのが大変かと思います。笑実際、わたしにもやんちゃ盛りの3歳児がおりますので、ヘタに子育て指南本を読むより、共感して笑えるママテンの方がよっぽど励みになる!笑育児エッセイなので、楽しいことだけでなく、子育てをする中でぶつかる悩みや、周囲の目など、隠しもせずに赤裸々に描かれています。でも、だからこそ漫画家という一般人と少しばかり住む世界の違う人でも、...この感想を読む
おもしろい!!
「ママはテンパリスト」は、東村アキコさんによる育児エッセイ漫画です。愛息子・ごっちゃんの成長ぶりを面白おかしく描いていて、「すいません、育児ナメテました」というキャッチコピーがあります。主な登場人物は作者のママと、息子のごっちゃん。ママがごっちゃんに振り回されながら育児をするという様子を描いています。漫画は爆笑の連続で、ほんとおもしろいんですけど、これ実際に対処してるママほんと大変なんだろうな・・っていうお話がすごく多いので、育児の経験がある方はさらに面白く読めるじゃないかなと想います。断乳のエピソードなんかは、超衝撃的でした。(実話らしい)
すごいインパクト(笑)
友達が貸してくれて読みました。友達は母親じゃないし、私も母親じゃありませんが、大いに笑いました。ごっちゃんのインパクトが強烈です。この子、子供じゃないよね、おっさんだよね!(笑)なんて思いつつ、でもときどき子供らしいところもある。ママもごっちゃんにてこずってるけど、かわいくてしょうがないのが良く分かります。子育て舐めてましたって書いてあるくらいだから相当大変なこと(笑)もあったんでしょうけど、すごく面白く書いてあっていいと思います。ごっちゃん高校生くらいになったらどんな子になるのか、ちょっと想像したら楽しいけど、怖いような感じがしないでもありませんね。
笑いの神童?!
妊娠中に育児漫画を読みあさっていた妻が発見してきた漫画。その漫画たちにランキングをつけるとしたら、間違いなく一位はこの「ママテン」だろう!東村あき子作品を読んだのはこれが初めてだった。見事にハマってしまった。このテンション、痛快なギャグ、育児に奮闘し、かなり大変な思いをされながら書いてであろうこの漫画から、子供への愛を感じる。出産前でこれからどうなるか不安な僕たち夫婦を何度もはげましてくれた。今では我が子も一才。ごっちゃんのように何かシデカしてくれるんじゃないかとか、妙に期待してしまうwしてくれないほうが楽なのかもしれないがw当然、二巻も買いました。