方向転換
須賀原先生の実の奥さんである、実在OLことよしえさんの日常を描いて来た中身もこの巻で一旦ストップとなります。 前巻において無事、長男のタクミくんを出産したよしえさん。しかしそのホホホっぷりは出産後も変わることなく先生ことダンナに作品のネタを提供し続けることになったのですが あえて先生がこの巻で路線を変更させます。 その理由は、人気があった実在OLシリーズですが元々の先生の作風からは若干乖離していることとタクミくんが生まれて一区切りついたことが挙げられるでしょうか。 当時、「よしえさん」も連載されていたために中身的に被るようなこともありましたしね。 そんなことからこの巻の途中から一気に内容が変わり、今までのメインだったよしえさんに代わり 榎田くんや元木くんら新キャラクターが登場するようになりました。 よしえさんとは違い(モデルはいるかもしれませんが)完全なマンガキャラクターなのでそれぞれ別方向の個性を持ったアクの強いキャラクターとなっています。 特に榎田くんは後に単独作品として新シリーズが始まったほど人気キャラクターであり その拘りっぷりはよしえさんと並ぶほどの強いインパクトを与えてくれました。
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